性的暴行疑惑の「ゴシップガール」俳優、不起訴に
昨年、3人の女性から性的暴行被害を訴えられた、テレビドラマ「ゴシップガール」などの俳優エド・ウェストウィックが、証拠不十分で不起訴になったとPeopleなどが報じた。
3人の女性はいずれも2014年に暴行を受けたと報告。今回の不起訴に関する書類によると、被害者のうち2人は協力的で聴取に応じ、事件当時、部屋の外にいた人たちからも話を聞くことができたが、立証責任を果たすだけの証拠は得られなかったという。3人目の被害者とは連絡が取れなかったそうだ。
エドの弁護士は BuzzFeed News に声明を出し、彼の無実が証明されるのにこれほど時間がかかったことが残念であると述べている。また、今回の件で、世間がいとも簡単に結論を出し、エドを非難したことを批判。今後は人を非難する前に、きちんと真実を調査する時間を取るようコメントしている。
このスキャンダルで、エド主演のBBCドラマ「ホワイトゴールド」の撮影が休止になったほか、すでに撮影を終えていたアガサ・クリスティの小説「無実はさいなむ」に基づく3部構成の特別ドラマ「オーディール・バイ・イノセンス(原題) / Ordeal by Innocence」が別の俳優で撮り直されている。(澤田理沙)