音を立てたら死亡…大ヒットホラー『クワイエット・プレイス』予告
「音を立てたら、即死」というキャッチコピーで注目を浴びている全米大ヒットホラー映画『クワイエット・プレイス』(9月28日公開)の日本版予告映像が公開された。
音に反応して人間を襲う“何か”によって荒廃した世界が舞台となる本作は、そこで生き残った1組の家族を描くサバイバルホラー。公開された映像では、足音をさせないように裸足で歩いたり、手話を使ったりなど、絶望的な状況下でも工夫して生活を続ける家族の姿が捉えられている。
しかし、映像の中盤からは静寂の中でオモチャの音を鳴らしてしまう子どもの姿や、子どもたちが“何か”に追われて逃げ惑うシーンが登場。果たして、呼吸の音さえ逃さない“何か”から逃げ延びることはできるのか、期待が高まる緊張感たっぷりの映像となっている。
妻のエヴリンを演じたのは『ボーダーライン』のエミリー・ブラント。実生活でも夫であるジョン・クラシンスキーが夫リー役に加え、監督・脚本を務めた。「自分の子供を守ることができないのではないかという私の奥深くにある恐怖に触れている」ことから脚本を気に入ったというエミリーは、「皮肉にも、脚本を読む前は、私の友達がエヴリン役に適してるんじゃないかってジョンに言ってたんだけど、読んでいるうちに、こう思ったの。『あんなこと言ったけど、この役は私がやらなきゃ』って」と出演の経緯を明かした。
ジョンも、「この映画がスリルと恐怖だけでなく、家族の強さを示すものであることを願うよ」とホラー要素だけでなく、家族ドラマも見どころであることをアピールしている。(編集部・吉田唯)