パトリック・スチュワート「スター・トレック」で再びピカード船長に!
米CBS局の動画サービス CBS All Access が新たな「スター・トレック」シリーズを製作することになり、1987年から「新スター・トレック」で7シーズンにわたりジャン・リュック・ピカード艦長を演じたパトリック・スチュワートが主役を務めると The Hollywood Reporter などが報じた。
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タイトル未発表の新作は「新スター・トレック」のリブートではなく、ピカード艦長の人生の次の章を描いたものになるとのこと。エピソード数、配信日などの詳細は明らかにされていないが、シリーズ最新作の「スター・トレック:ディスカバリー」で製作総責任者を務めているアレックス・カーツマンが製作陣に加わるという。
「パトリック・スチュワートを『スター・トレック』の世界に再び迎えられることは光栄の極みで、この上ない喜びでいっぱいです。20年以上にわたり、ジャン・リュック・ピカード艦長が戻ってくることをファンは願ってきました。その日がとうとう来たのです。新境地を開き、人々を驚かせ、新しいファンと昔からのファン、双方に敬意を表する作品を作るのが待ちきれません」とカーツマンはコメントしている。
約20年ぶりに戻ることになったパトリックは、わくわくしている自分に驚いたそう。「わたしにとって、『新スター・トレック』のメンバーだったことは大きな誇りでした。でも、2002年に最後の映画を撮り終えたとき、『スター・トレック』との関係はこれで終わったと心から思えたのです。ですから、ジャン・リュック・ピカードとして、新たな世界を探検できることに興奮し、活気づけられている自分を見るのは予想外で、うれしいサプライズでした」とコメントしている。
長年、多くのファンから、「新スター・トレック」やピカード艦長に勇気づけられ、仕事やリーダーシップのお手本となった話を聞き、頭が下がる思いだったそう。今回のオファーが来たとき、ファンと同じ思いを抱き、ピカード艦長を再び演じる心の準備ができたという。「新スター・トレック」は7シーズンで170エピソードを製作し、エミー賞19個とピーボディ賞を受賞している。(澤田理沙)