『オーシャンズ11』今夜放送!豪華メンバーが演じるプロ集団の痛快犯罪劇
犯罪プロフェッショナルチームの活躍を描く映画『オーシャンズ11』(2001)が、11日、フジテレビ系列「土曜プレミアム」枠(21:00~23:10)で放送される。ジョージ・クルーニーをはじめ豪華スターの共演で、犯罪のプロフェッショナルの華麗なる仕事ぶりを描く痛快劇だ。
本作の主人公は、カリスマ窃盗犯のダニー・オーシャン(ジョージ)。映画は、彼を中心とする11人の男たちによる、巨大カジノの金庫に収められた1億6,000万ドルの現金を狙った大仕掛けを描く。
ブラッド・ピットが演じる主人公ダニーの右腕ラスティーは一流のいかさま師で、変装が得意なライナス(マット・デイモン)は、黄金の指を持つと称されるスリでもある。さらに、爆発物の専門家、通信の専門家、敏腕メカニック、元カジノディーラーなど、各メンバーがある分野のスペシャリスト。それぞれの得意分野を生かした強奪劇は、観ているだけで難解なパズルを解いたような爽快感を味わえる。
また、スティーブン・ソダーバーグ監督の下、一流のキャストが集結。オーシャンズのメンバーには、『アベンジャーズ』シリーズでウォーマシンを演じるドン・チドールや、ベン・アフレックの弟で今やアカデミー賞俳優となったケイシー・アフレックなどが名を連ねる。さらに、ダニーの元妻テス役をジュリア・ロバーツ、オーシャンズと敵対するホテル王ベネディクト役をアンディ・ガルシアが務めている。俳優陣による、コミカルでウィットに富んだ会話劇も、鮮やかな犯罪計画に並ぶ本作の見どころの一つだ。
もともとは、1960年に公開されたフランク・シナトラ主演の映画『オーシャンと十一人の仲間』のリメイク。しかし、1作目の大ヒットにより『オーシャンズ12』『オーシャンズ13』と続編が作られ、独自の人気シリーズとしての地位を獲得した。現在公開中のシリーズ4作目となる映画『オーシャンズ8』は、ダニーの妹デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)率いる女性オーシャンズが大活躍。こちらも、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、サラ・ポールソンら豪華女性キャストが集結している。(編集部・倉本拓弥)