バットウーマン役決定 レズビアンのスーパーヒーロー
毎年恒例となったDCドラマ4作品のクロスオーバーに登場すると言われていたバットウーマンを演じる女優が決まった。The Hollywood Reporter などが報じた。
【写真】映画『ダークナイト・レディ』(1968)でのバットウーマンの姿!
レズビアンのバットウーマンを演じるのは、映画『ジョン・ウィック:チャプター2』『MEG ザ・モンスター』などで知られるルビー・ローズ。アメリカで12月にクロスオーバーするテレビドラマ「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」「SUPERGIRL/スーパーガール」「レジェンド・オブ・トゥモロー」に登場後、彼女主演でバットウーマンのドラマも企画されているという。
「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のキャロライン・ドライスが脚本を執筆するドラマは、本音を率直に語り、社会正義をもたらすことに情熱を燃やすケイト・ケイン(ルビー)がバットウーマンとなってゴッサムにやってくる設定。高度な訓練を受けたストリートファイターの彼女は、退廃している街にはびこる犯罪者をかぎ分けて戦うが、ヒーローと呼ばれるには自分の中に抱える問題が多く、彼女自身、乗り越えなければならない課題もあるという。
CW局はケイト・ケイン/バットウーマンのキャスティングの際、レズビアンとしてカミングアウトしている女優の起用を優先することを公言し、ルビーのキャスティングで実現。「SUPERGIRL/スーパーガール」ではトランスジェンダー俳優がスーパーヒーローを演じることも発表されており、CW局の多様性のあるキャスティングが話題となっている。(澤田理沙)