ジェイソン・ステイサム、新ボンドのオファー来てない
映画『トランスポーター』などのイギリス人俳優ジェイソン・ステイサムが、次期ジェームズ・ボンド役のオファーは来ていないと London Evening Standard に冗談めかして明かした。
2019年11月8日に全米公開される『007』シリーズ第25作をもって、ダニエル・クレイグはボンド役を卒業することになっている。ステイサムは、新作『MEG ザ・モンスター』のLAプレミアで次期ボンド役を務める可能性について聞かれると、「その仕事の件で、誰も俺のところに来ないんだ」と応じた。
ステイサムはこれまでしばしばボンド役への強い思いを明かしていただけに、ファンには悲しい知らせだろう。2015年には「ボンド役をやりたいかって? もちろんだ」と The Guardian に力強く回答。「ダニエル・クレイグはいいボンドかって? もちろんだ」とした上で、「俺もちゃんとしたボンドを作り上げるよ。でも、俺がやったら今までとはすごく違ったものになるだろうな」とステイサム版ボンドに思いをはせていた。ちなみに「演じたいのはボンドの方だから」と『007』シリーズの悪役には気乗りしないと明かしていた。
次期ボンドが誰になるのかについては賭けの対象にもなっており、『ダンケルク』のトム・ハーディ、テレビドラマ「戦争と平和」のジェームズ・ノートン、「アウトランダー」のサム・ヒューアン、『高慢と偏見とゾンビ』のジャック・ヒューストン、「刑事ジョン・ルーサー」のイドリス・エルバ、『ホビット』3部作のエイダン・ターナーなどが人気を集めている。(編集部・市川遥)