『カメラを止めるな!』150館まで拡大!全国47都道府県で上映
わずか2館から公開が始まったインディーズ映画『カメラを止めるな!』が、全国47都道府県で上映されることが決まり、累計の上映館数は150館まで拡大した。
SNSなどの口コミで話題を呼んでいる『カメラを止めるな!』は、6月23日に都内2館で劇場公開。連日満席の大盛況で公開規模は広がり、8月3日からの拡大公開後の全国映画動員ランキング(8月4日~5日、興行通信社発表)では圏外から10位にランクイン! 累計動員数は15万人を突破した。
そしてついに、日本全国47都道府県での上映が決定。累計上映館数は150館にのぼり、毎日上映決定の館数が増え続けている状態だという。日暮隆之役の濱津隆之は「とんでもない事だと思います。これ以上のことは多分もうないです。それぐらい、ただただこの事の凄さに喜びを通り越して呆然としています」と驚きを隠せず、日暮真央役の真魚は「驚きと感謝。それに尽きます。去年の11月に新宿K's cinemaにて1週間限定で上映されたこの作品が、今現在47都道府県で上映される事になるとは、正直思っていませんでした。嬉しいという感情を通り越してただただ今は感謝の気持ちで胸がいっぱいです」と感無量の様子だ。
上田慎一郎監督が手掛けた本作は、37分にわたるワンカットのサバイバルシーンなど大胆な試みや斬新なアイデアが光る異色のゾンビムービー。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018では観客賞にあたるゆうばりファンタランド大賞、イタリアで開催された第20回ウディネ・ファーイースト映画祭では観客賞で2位となるシルバー・マルベリーを受賞するなど、国内外で高評価を得ている。(編集部・小松芙未)