葵わかな『青夏』イベントで恋愛相談にガチ回答!
女優の葵わかなが15日、丸の内ピカデリーで行われた映画『青夏 きみに恋した30日』の女子会舞台あいさつに古畑星夏、久間田琳加、秋田汐梨、そして挿入歌を担当する井上苑子らともに来場。会場からの恋のお悩み相談に親身になって答えた。
【写真】葵わかな、女性キャストが登壇!『青夏』女子会舞台あいさつ
夏休みを田舎で過ごすことになった都会の女子高生・理緒(葵)と、そこで出会った地元の男子高生・吟蔵(佐野勇斗)との、夏休みだけの期間限定の恋を描いた本作。この日のイベントは、女子キャストだけが登壇する”女子会”という趣旨で、理想の男子などについて話し合われる機会となった。
公開からおよそ2週間たって同作の反響について質問された葵は、「SNSでもそうですし、妹や同級生の子からも観たよと言ってもらえて。同世代の人には親近感があって楽しんでもらえたみたいです。若い子が観る映画なのかなと思っていたんですけど、お母さんとか、スタイリストさんとか、意外と大人からも面白かったと言ってもらえてうれしいなと思いました」と笑顔を見せた。
この日は、お客さんからの恋愛相談が実施された。女性客から、「追う恋と追われる恋とどちらがいい?」と質問されると、古畑を筆頭に、「やっぱり追われる恋じゃないですかね」という意見が出た。そこで秋田が、「好きじゃない人に追われても……。わたしは追う方がいい」と反対意見を提示すると、会場が沸き立った。葵は、「将来につながらないのはどうかな……。追える元気があるときはしあわせだけど。高校生のときとかは若いから、将来に響かないから“年齢による”ということで」と現実的な回答を示し、会場を笑わせた。
ほかにも、「好きな人が来年の春には就職のため地方に帰ってしまうため、気持ちを言うべきか迷っている」という今作に似たシチュエーションのお悩み相談には、「遠距離でもうまくいって結婚までする人がいますからね。悪いことばかりではないと思います」と古畑が後押しをした。これに関して秋田は、「わたしがその立場なら言わないと思いますが、遠距離でも耐えられると思うなら言ってもいいかも」と続け、さらに葵が「その人が好きだと思うなら止める必要はないと思う」と締めくくった。
最後は男性から、「デートで花火大会に行くが、浴衣は着ていった方がいい?」という悩みに、葵が「わたしは浴衣を着てお祭りに行ったことがないんですけど、普段着なら簡単でいいから、ふたりとも普段着でいいんじゃないか」と身も蓋もないコメントをすると、会場は爆笑に包まれた。井上が、「浴衣を一緒に選んで。着るところから始めて、そこから花火大会に行ったらどう?」という提案をすると、葵は「それなら前段階もあるから楽しい」と浴衣デートにまんざらでもない様子だった。
そして最後は、井上が Mrs. Green Apple とともに歌う挿入歌「点描の唄(feat.井上苑子)」を生歌唱した。観客の前で披露するのは今回が初とのことで、「あまり歌う機会がないので、『青夏』が公開されているときに絶対にどこかで歌いたいなと思っていました」と喜んだ。葵は、「すごくすてきでした。こんなに近くで聴けると思っていなかった」と感激の表情を見せていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『青夏 きみに恋した30日』は全国公開中