『仮面ライダービルド』キャストが北九州市に凱旋!おかえりの大歓声
『劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)』(公開中)の北九州プレミアイベントが12日、福岡県北九州市のミクニワールドスタジアム北九州で行われた。
北九州市は、本作の撮影の舞台となった地。5月には約3,000人のエキストラが参加し、「仮面ライダー」シリーズ史上最大級のスケールのロケーション撮影が行われた。その縁あって、7月29日にイベントが予定されていたのだが、台風の影響で中止に。改めて、8月12日にレギュラーキャストがそろってのイベントが実現した。
この日は、4,000人もの人が集まる盛況ぶり。キャストの犬飼貴丈、赤楚衛二、高田夏帆、武田航平、越智友己、滝裕可里、水上剣星は、観客からのウェーブと「おかえりなさい!」という歓声に迎えられた。さらに、「仮面ライダービルド」テレビシリーズが先日クランクアップしたとあり、「1年間おつかれさまでした!」という労いの声も。
そんな「ビルド」の集大成である劇場版。犬飼演じる主人公の桐生戦兎/仮面ライダービルドと、赤楚ふんする万丈龍我/仮面ライダークローズの関係が物語のカギとなっている。1年間、犬飼と共に走ってきた赤楚は、犬飼について「顔つきがだんだん男らしくなっていったな、この1年ですごくキリっとしてきたなと思います」と変化を語っていた。
北九州市は、キャスト陣にとって撮影の思い出の地。改めてエキストラへの感謝が伝えられたほか、ご当地グルメを堪能したエピソードなどが明かされた。最後に犬飼は「皆さんと一緒に『仮面ライダービルド』という映画を作れて本当に良かったなと今、実感しています。僕は四国出身なのですが、第二の出身地を北九州と言ってもいいかなと……」と胸の内を吐露すると、「北九州出身です! 本当に感謝しかありません」とファンに呼びかけた。
また、トーク終了後のフォトセッションの際には、キャストと大森敬仁プロデューサーから観客に向けてサプライズが。表に映画ロゴが入ったTシャツを着ていた8人だったが、実はその裏には一つずつ文字が。並べると「北九州ありがとう」となるという、水上演じる氷室幻徳が「ビルド」劇中で見せる文字入りTシャツさながらに感謝の思いを伝えた。(編集部・小山美咲)