羽生結弦が例外的に映画出演した思い明らかに 18日放送のバラエティー番組で
18日に放送されるバラエティー番組・土曜☆ブレイク「今回のみ例外を認める」(TBS系・14時~)で、フィギュアスケート選手の羽生結弦が2016年公開の映画『殿、利息でござる!』に出演の秘話が明かされる。
「今回のみ例外を認める」は、その名の通り例外を認めたからこそ生まれた奇跡の実話に迫るドキュメントバラエティー番組。お笑い芸人・ハライチの澤部佑、バルセロナ五輪競泳金メダリストの岩崎恭子、ギャル曽根、古谷有美(TBSアナウンサー)らが出演。羽生はVTR出演する。
映画初出演となる『殿、利息でござる!』で仙台藩藩主・伊達重村という実在の人物を好演し、ちょんまげ姿が大いに話題になった羽生。「役者の経験は大きな経験になった。この経験をスケートに生かしていきたい」と語っており、番組では出演の決め手に言及するという。
本作は、映画『武士の家計簿』の原作者である磯田道史の「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」を、『白ゆき姫殺人事件』などの中村義洋監督が映画化。仙台藩の年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町(吉岡宿)を守るため、庶民が藩に大金を貸し付け、利息を巻き上げるという嘘のような実話に基づく物語。阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子らが出演した。ちなみに阿部と瑛太は羽生の出演を撮影当日まで知らされず、羽生が現場に現れた際に仰天したことを映画のPRイベントで明かしていた。
羽生はフィギュアスケート男子シングルで五輪2連覇を果たし、冬季オリンピックの個人種目では史上初の日本人連覇という偉業を達成。今年7月には個人では史上最年少の23歳という若さで国民栄誉賞を受賞した。(編集部・石井百合子)
土曜☆ブレイク「今回のみ例外を認める」は8月18日14時~14時54分、TBSにて放送