TOKIO松岡昌宏、秋ドラマで精神科医に 戸田恵梨香と初共演
TOKIOの松岡昌宏が、戸田恵梨香主演のTBS系10月クール金曜ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」に出演することが17日、明らかになった。戸田とムロツヨシが演じる、若年性アルツハイマーにおかされた医師・尚(なお)と、彼女を支える元ベストセラー作家・真司(しんじ)の10年にわたる愛の軌跡を描く物語で、松岡は尚の婚約者・侑市(ゆういち)役に決定。戸田、ムロとの共演はこれが初となる。その他新キャストに、草刈民代、富澤たけし、杉野遥亮、黒川智花、夏樹陽子ら。
「家政夫のミタゾノ」(2018・4月クール・テレビ朝日)では女装した家政夫を演じた松岡だが、本作ではガラリと変わって、アメリカでアルツハイマー病の最先端研究に邁進するエリート精神科医に。尚から、結婚式の直前に婚約を破棄されてしまう設定だ。
本作で初の精神科役に挑む松岡は、「現在、医療業界においてアルツハイマーの治療の研究が進められている中、自分の中でも気になっていた部分が多々あり、そこはリアルに、そのまま自分が研究している医者として表現できればと思います。今、役の勉強をさせて頂いてる最中で、どういう形で役にアプローチできるか考えているところです」と意気込み。なお、松岡のTBS連ドラ出演は、2014年放送の「同窓生~人は、三度、恋をする~」以来4年ぶりとなる。
尚の母で産婦人科の院長・薫役は、『Shall we ダンス?』『舞妓はレディ』『月と雷』などの映画やテレビドラマで、女優として活躍する元バレリーナの草刈民代。育った環境が違いすぎる尚と真司の交際を反対する役どころだ。真司が働く引越し会社の面々にドラマ「カルテット」などで俳優としても活躍するお笑いコンビ、サンドウィッチマンの富澤たけし、映画『きらきら眼鏡』『あのコの、トリコ。』などの公開を控える若手注目株の杉野遥亮。富澤は真司の先輩・明男に、杉野は真司と木村の後輩・翔太にふんする。
そのほか、薫が働く産婦人科の受付で尚の親友・柚香役にドラマ「DOCTORS 最強の名医」シリーズなどの黒川智花、侑市の母・井原千賀子役に映画『あいときぼうのまち』、NHK連続テレビ小説「マッサン」などのベテラン・夏樹陽子が決定した。
草刈、富澤、杉野のコメントは以下の通り。(編集部・石井百合子)
【草刈民代】
若年性アルツハイマーという病気になってしまった尚を、周りの人々はどうやって支え、関わっていくのか。尚を軸にして展開されるストーリーで描かれるのは、様々な関係性のなかで生まれる葛藤や、そのなかで育まれる愛なのだと思います。過酷な病気を背負ってしまった娘を支える母親として、薫は何を見出していくのでしょうか? 人はいくつになっても成長を強いられるものなのかもしれません。薫を通して、私自身も成長できればと思っています。よろしくお願いいたします。
【富澤たけし】
ドラマのオファーを聞いて、他にも役者さん、演技のできる芸人さんも数多くいる中、まず、私でいいのかなと思いました。ストーリーはシンプルながら、複雑な部分もあるので、ドラマの雰囲気を壊さないよう、なるべくNGを出さないように頑張ってセリフを覚えます。先輩役はネタでもあまりやらないので、今はどう演じればいいのか悩んでいますし、 少し怯えてもいます。頑張ります。
【杉野遥亮】
人を愛する切なさを問いかけるヒューマンドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」において、明るく癒しの瞬間を皆さまに届けられるような小川翔太でありたいと思います。よろしくお願いいたします。
金曜ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」は10月よりTBS系にて、毎週金曜22時~22時54分放送