二宮和也、私服に“キムタクファッション”着用
木村拓哉と二宮和也が20日、都内で行われた映画『検察側の罪人』公開直前 夏の納涼試写会に出席。二宮は「上も下も全部もらったやつ」と、イベント会場にやってくるまでの間、木村からもらったという衣服を着ていたことを明かした。なお本イベントはLINE LIVE配信されており、二宮が配信に本音を漏らして木村を驚かせる一幕もあった。
涼しげなボタニカルな空間に集まった浴衣姿の女性客を見た木村は、「いいですね、女子の浴衣姿は」と笑顔。「『涼しい格好で』と伺っていたので、ニノと『水着の子とかもいるのかな』と話していた」と舞台裏も明かした。その二宮もボタニカルな衣装を着ており、「(会場に)草木がいっぱいあるとは知らず、若干かぶってしまいました……」と打ち明け、笑いを誘った。
私服にも話が及ぶと、二宮がファッションに無頓着なことはファンの間では有名で、木村は「そこはあまり聞かないで」とフォロー。しかし、二宮は「(木村から)全部もらったやつです」と自信満々。先日放送されたバラエティー番組(TBS系『ぴったんこカン・カンスペシャル』)の収録時に、木村から「どんな時でもいいから着ろ」と言われて以降は、「(以前はもったいなくて着れなかったけど、今は)ずっと着ていて、今日も上も下も全部もらったやつ。だから、木村拓哉です。ザックリ言うと」とぶっちゃけ、木村を笑わせた。
映画『検察側の罪人』は、雫井脩介のミステリー小説を、木村と二宮の初共演で『日本のいちばん長い日』『関ヶ原』などの原田眞人監督が映画化。人望の厚いエリート検事・最上(木村)と彼に心酔する新米検事・沖野(二宮)が、ある殺人事件の捜査を巡ってすれ違い、それぞれの正義がぶつかり合うさまが映し出される。
この日は劇中、老夫婦殺人事件の被疑者で、時効になった過去の未解決殺人事件の重要参考人でもある松倉重生役の酒向芳、闇社会の運び屋役の芦名星らも来場し、撮影時のエピソードなどを紹介。LINE LIVEでも配信もされており、終了間際、木村は「こういう形でお邪魔するのは初めてなので、どういう風に伝わっているかクエスチョンですけど、引き続き楽しんでいただけたらうれしいです」とあいさつ。
二宮は「ずっと見られていたってことですもんね」と確認すると、普段は「記者の人たちにちゃんと(コメントを)摘出してもらって、カメラにも編集してもらって、後日お届けするから、記者会見でしゃべっていない時はずっとこうやってる」とダラッとした姿勢を見せ、「これが見られてるってことですもんね。それは本当に止めていただきたい……」と拒絶。「ビシッとした姿でお届けしたいもん」と理由を説明するが、木村は「いやぁ凄いなぁと思って。LINE LIVEに参加しておきながら止めてほしいって」と後輩の衝撃発言に目を丸くしていた。(取材・錦怜那)
映画『検察側の罪人』は8月24日より全国公開
【8月20日18時38分】見出し及び本文に事実誤認がございましたので修正いたしました。お詫び申し上げます。