バスタブシネマ、渋谷で大盛り上がり!日本各地から問い合わせも
東京・渋谷にあるファッションビルの MAGNET by SHIBUYA109 の屋上にある「MAG‘s PARK」で、日本初となるバスタブに漬かって映画を楽しむ「BATHTUB CINEMA」が、8月17日~19日に開催された。
本イベントは、パーティークリエイター「アフロマンス」率いるクリエイティブカンパニー「Afro&Co.」が企画。バスタブに漬かりながら映画を楽しむスタイルは、ロンドンから始まり、ニューヨークや地中海のイビサ島など世界各地で行われている。
会場には、220インチのスクリーンと、お客さん用の12個のポータブルバスタブが並ぶ。主催する「Afro&Co.」は、同イベントのために温度設定やジャグジー機能付きのポータブルバスタブを海外から購入したという。また、通路にはレッドカーペットが敷かれ、フォトブースなどで来場者は多くの写真を撮っていた。
18日の『ベイビー・ドライバー』上映の日には、バスタブのお湯の温度を40度に設定。少し肌寒い天気のなかでも快適に過ごせるようにと準備されていた。上映前には、映画などにまつわるクイズが行われ、優勝した人にシャンパンがプレゼントされるなど、上映前から会場は大盛り上がりだった。
会場には、アルコールなどの飲食物の販売もあり、多くの人がアルコールと共に映画を楽しんでいた。この日上映されていた『ベイビー・ドライバー』は音楽が作品の魅力の1つ。観客は音楽に合わせて身体を揺らすなど上機嫌。渋谷のスクランブル交差点の真上のビルで、普段と違う映画体験を存分に味わうことができたようで、集まった人たちは上映後のDJプレイまで満喫していた。
本イベントは、17日に『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』、19日は、『スパイダーマン』(2002)が上映された。1バスタブ4人まで参加が可能で、1万8,000円のチケットは発売から30分で売り切れたという。さらに、地方や配給会社からバスタブシネマについて主催者側に問い合わせが来ており、今後も日本各地で行われる可能性が期待される。(編集部・梅山富美子)