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元EXO・タオは人懐っこくてチャーミング!島田荘司が親交を語る

原作者の島田荘司
原作者の島田荘司

 人気男性グループEXOの元メンバー、タオことファン・ズータオが主演を務める映画『夏、19歳の肖像』が公開となり、25日に都内で行われた初日舞台あいさつに、本格ミステリーの巨匠として知られる原作者の島田荘司が登壇。タオとの交流を語った。

【作品写真】タオのバイクシーンも!

 島田は、2016年に本作撮影中の台湾を訪れ、現場でのタオとの交流をTwitterにアップ。タオも自身のInstagramに島田とのツーショットを掲載するなど、仲睦まじい2人の様子は以前話題となっていたが、この日、島田は改めてタオの印象や、現場のエピソードを語り、ファンを盛り上げた。

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 「(本作の)プロデューサーから『撮影を見にきませんか』とお誘いを受け、タオちゃんに会いました」と語り始めた島田。「最初に会ったのはホテルの一室だったけど、僕を見た彼がすぐ『ああ、カッコいい』と言ったんです。お世辞でもうれしかったですね。会うとドンと体をぶつけて来て、ハグをする。撮影現場でも、会うと必ずハグ。女性的な印象をもっていたが、体がガッシリしていて、以前会ったジャッキー・チェンみたいな体格で驚きました」。

 「病院でギプスをして出てくるシーンなどを観ましたが、1シーン終わるたびに、モニターを観ている僕のところに来て、話しかけてくれたり、自分のスマホの画像を見せて楽しませてくれたり。ものすごく人懐っこくチャーミングでした。みなさんも、早く日本に来てほしいよね」とファンの思いを察した島田の呼びかけに、会場からも同意する声があがった。

 御手洗潔シリーズなどで知られる島田の青春ミステリーを基にした本作。病室の窓から見える邸宅の美しい女性に心を奪われるも、ある晩彼女がナイフを手に男性に飛びかかる姿を目撃した大学生のカン・チャオ(タオ)が、真相を確かめようと動き出すさまを描く。

 島田は今回の映画化について「台湾を経由して、僕の作品が中国の人たちにたくさん読まれるようになった。だから映画化もすごく自然な流れでした」と語ると、原作に忠実でありながらも、映画後半は脚本家の手が加えられた本作について「ミステリーとしても深い仕上がりになっている。違和感はないし、とても好感が持てると思っています」と満足そうな表情を浮かべていた。(取材・文/岸田智)

映画『夏、19歳の肖像』はシネマート新宿ほか全国順次公開中

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