アジア系キャストで全米1位の『クレイジー・リッチ!』続編が始動!
先週末(8月17日~8月19日)の全米ボックスオフィスランキングで興行収入が2,651万140ドル(約29億円、1ドル110円計算、数字は Box Office Mojo 調べ)に達し、全米ナンバーワン作品となった話題作『クレイジー・リッチ!』(日本公開は9月28日)。その続編が、すでにワーナー・ブラザースのもと始動していると The Hollywood Reporter などが報じた。
出演者をアジア系でそろえた『クレイジー・リッチ!』は、ケヴィン・クワンのベストセラー小説を原作にしたロマンチックコメディー映画。ニューヨーカーのレイチェル(コンスタンス・ウー)の恋人ニック(ヘンリー・ゴールディング)が、不動産王の御曹司だと判明したことから巻き起こるドタバタを描いている。
原作者のクワンが執筆した続編小説「China Rich Girlfriend」は、ジェンマ・チャン演じるアストリッドとハリー・シャム・Jr演じるチャーリー・ウーの関係に焦点を当てながら、ニックとレイチェルがレイチェルの父親を探しに中国を訪れるという内容だ。
そしてワーナー・ブラザースは続編で、前作を手掛けた製作陣のニーナ・ジェイコブソン、ブラッド・シンプソン、ジョン・ペノッティ、監督のジョン・M・チュウ、共同脚本家のピーター・チアレッリ、アデル・リムなどを、それぞれ続投させる予定でいるようだ。
現在チュウ監督はリン=マヌエル・ミランダのブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」の映画化の準備を始めており、早くてもこの撮影を終えてから『クレイジー・リッチ!』続編に取り組むことになりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)