『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3弾、制作が棚上げに
ジェームズ・ガン監督の解雇により先行きが不透明になっていた映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3弾の制作が棚上げになった。The Hollywood Reporter などが報じた。
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小児性愛やレイプについてジョークにした10年ほど前のツイートが問題視されたガン監督は、今年7月に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3弾の監督をクビに。彼はすでに脚本も書き上げており、当初のスケジュールでは秋からプリプロダクションに入って年明けにも撮影が始められ、2020年に公開される予定だった。
複数の関係者によると、制作準備に入っていたクルーは解散となり、本作の成り行きを待つのではなく、次の仕事を探していいことになったとのこと。また、関係者の一人はこの措置は一時的なものであり、その時間はマーベルとディズニーが新監督を探し、企画を立て直すために充てられると語っている。
今月上旬には、マーベルがガン監督の再雇用を求めてディズニーを非公式で説得中だとDeadlineが報じたが、その後、ディズニーのアラン・ホルン会長がガン監督と会談をし、復帰の希望は絶たれたと伝えられている。The Hollywood Reporter によると、本作と関係があるかは不明ながら、『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督が最近マーベルでミーティングを行ったという。ワイティティ監督はガン監督がクビになった直後から、新監督候補としてよく名前が挙がっていた。(編集部・市川遥)