篠原涼子、広瀬すずら出演『SUNNY』など注目作7選
今週公開の映画
韓国で大ヒットを記録した青春音楽映画のリメイクや、身長1.5センチのヒーローが活躍する『アントマン』の続編など、今週公開の注目作を紹介する。(編集部・大内啓輔)
豪華キャストが共演!笑いと涙の青春音楽映画
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』8月31日公開
日本でもヒットした『サニー 永遠の仲間たち』のリメイク。舞台を韓国から日本に移し、かつて青春を謳歌(おうか)した女子高校生の仲良しグループ「SUNNY」が、友情と人生の輝きを取り戻そうとする姿を描く。『モテキ』などの大根仁が監督を務め、1990年代に流行した音楽やファッションが物語に華を添える。メンバーの高校時代を広瀬すず、池田エライザ、山本舞香、野田美桜、田辺桃子、富田望生、現在の彼女たちを篠原涼子、板谷由夏、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美が演じた。
最小にして最強のヒーロー&ヒロインが大活躍!
『アントマン&ワスプ』8月31日公開
マーベル・コミックの人気キャラクター・アントマンを実写化した『アントマン』の続編。身長1.5センチになれる特殊なスーツを着用したヒーローと、新型スーツを身に着けたヒロインが悪に挑む。前作と同じく、キャストにはポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラスらが名を連ね、監督をペイトン・リードが務めた。
難民や人種差別の諸問題を普遍的な視点で描く
『判決、ふたつの希望』8月31日公開
第90回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたドラマ。キリスト教徒のレバノン人男性とパレスチナ人男性の口論から始まった対立が裁判に発展し、全国に知れ渡っていくさまを描く。クエンティン・タランティーノ監督作品でアシスタントカメラマンの経験を持つ、レバノン出身のジアド・ドゥエイリが監督を務め、本作で第74回ベネチア国際映画祭最優秀男優賞を受賞したカメル・エル・バシャらが出演した。
テニスの歴史的名勝負に思わず熱くなる!
『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』8月31日公開
名テニスプレイヤー、ビヨン・ボルグとジョン・マッケンローによる1980年の名勝負を映像化。冷静沈着で“氷の男”と呼ばれたボルグと、審判に暴言を吐くなどの悪行により“悪童”と称されたマッケンローの関係を少年時代から語り起こし、頂点に立った者とそれを追う者の孤独や葛藤が絡み合う様子を描く。スベリル・グドナソン、シャイア・ラブーフが二人のプレイヤーを演じた。
『バーフバリ』チームによる2009年発表のスペクタクル・アドベンチャー!
『マガディーラ 勇者転生』8月31日公開
S・S・ラージャマウリ監督をはじめ、日本でも一大ブームを巻き起こした『バーフバリ』シリーズのスタッフが名を連ねたスペクタクル・アドベンチャー。自身が前世で非業の死を遂げた戦士だと自覚したバイクレーサーがたどる数奇な運命と戦いを描く。主演は、インドの俳優チランジーヴィの息子ラーム・チャラン。ヒロインは『バードシャー テルグの皇帝』のカージャル・アグルワール。そのほか『あなたがいてこそ』のスニール、『ムトゥ 踊るマハラジャ』のサラットバーブも出演した。
あの感動の物語をアニメで再び!
『君の膵臓をたべたい』9月1日公開
住野よるの同名小説のアニメ映画化。いつも一人で本を読んでいる高校生の“僕”は、天真爛漫なクラスの人気者・山内桜良の秘密を知ったことで、彼女との交流を深めていく。高杉真宙が主人公の“僕”、Lynnがヒロインの桜良に声を吹き込む。2017年の北村匠海と浜辺美波が共演した実写映画版は大ヒットを記録した。
愛の本質を問う、切なく甘い大人の恋愛映画
『寝ても覚めても』9月1日公開
第32回野間文芸新人賞に輝いた柴崎友香の小説を映画化したラブストーリー。突然失踪した恋人を忘れられずにいる女性が、彼とそっくりな男性と出会い、心が揺れ動くさまを描く。主演の東出昌大が好対照な男性を一人二役で演じ、ヒロインを気鋭の女優・唐田えりかが演じた。メガホンを取るのは『ハッピーアワー』の濱口竜介。