まる子声優のTARAKO、さくらももこさん死去に沈痛<コメント全文>
「ちびまる子ちゃん」などで知られる漫画家・さくらももこさんが、8月15日に乳がんのため亡くなったことを受け、テレビアニメ版でまる子の声を担当する声優のTARAKOさんが、追悼コメントを発表した。
TARAKOさんは1990年の放送当初から、さくらさんの分身でもある、まる子の声を担当。追悼コメントは報道各社宛のファクスを通じて発表されたもので、アニメを放送するフジテレビによると「TARAKOさんは、この訃報に大変気を落とされている」といい「直接の取材はご遠慮いただきますようご協力をお願い申し上げます」としている。
株式会社さくらプロダクションによると、さくらさんは、8月15日の午後8時29分に乳がんのため死去。享年53歳だった。2016年には、アニメでまる子のお姉ちゃん役を務めた、声優の水谷優子さんも乳がんのため亡くなっている。
TARAKOさんのコメントは下記の通り(編集部・入倉功一)
『ご冥福を』とか言えないです。
ただただ、頭の中がぐちゃぐちゃです、はい。
病気だったこととか、本当になにも知らなくて
ごめんなさいしかないですごめんなさい。
早すぎます。
まだまだやりたいこといっぱい、いっぱいあったと思います。
ずっとお会いしてなかったので、私の中のももこ先生は、ずっと小さくて可愛いくてまあるい笑顔のままです。
今はただ先生の分身でもある小学三年生の子に、嘘のない命を吹き込み続けることしかできないです。
ももこ先生へ
私がそっちにいったら似たような声でいっぱいいっぱいお喋りしてくださいね。
そちらで楽しいこといっぱいいっぱいして下さいね。
優子ちゃんに会ったらよろしくです。
ももこ先生は「ありがとう」しかない恩人です。