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沢尻エリカの失敗談交えたアドバイスに客席沸く

沢尻エリカ
沢尻エリカ

 女優の沢尻エリカが30日、都内で行われた映画『食べる女』(9月21日公開)完成披露舞台あいさつに、主演を務める小泉今日子をはじめ、前田敦子広瀬アリスシャーロット・ケイト・フォックス鈴木京香ら共演者たちと共に登壇。「どうしたら素敵な女性になれるか」という観客からの質問に、自身の失敗談を交えて回答し、会場を沸かせた。

【写真】超豪華な顔ぶれ!完成披露の様子

 筒井ともみの短編集「食べる女 決定版」に基づき、食と性をテーマに8人の女性の日常を描く本作。沢尻は「つまらない男ならいらない」と最近マンションを購入した女性編集者・小麦田圭子を演じる。

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 劇中に登場する女性は、さまざまな悩みや不安を抱えているが、皆「どうしたら幸せになれるか、素敵な女性になれるか」と懸命に考えながら生きている。そんな本作を鑑賞した観客から「どんなことをすれば素敵な女性に近づけるか」という質問が出演者に投げかけられると、小泉は「わたしも50代になりました。その過ごした経験から話しますと、何もないより、間違っても何かあった方がいい。『やっちまったな』ということから人は成長する気がします」と回答。

食べる女
生野慈朗監督、シャーロット・ケイト・フォックス、広瀬アリス、鈴木京香、小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、筒井ともみ(原作・脚本)

 沢尻は、人生の先輩でもある小泉の発言に尊敬の眼差しを向けると「わたしも仕事や恋愛で悩むことが多いのですが、周りに惑わされずにどうしたら自分らしく生きられるかを大切にしています」と力説。さらに「皆さんもご存知のように、わたしも失敗しているので……」と、以前映画の舞台あいさつの態度などでバッシングを受けた過去をほのめかしながら「その失敗を乗り越えることができれば、より輝くことができると思います」と持論を展開した。

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 鈴木も「わたしも50歳になりましたが、まだまだ模索中です」と語ると、小泉や沢尻と同様「逃げ出したり、諦めてしり込みしないこと」と目の前のことから目をそむけず、しっかり向き合うことが大切であると強調していた。

 “素敵な女性たちの発言”に客席から大きな拍手が巻き起こったが、小泉が「いろいろお話しましたが、まずこの映画を観ることが素敵な女性になる一歩ではないでしょうか」ときれいにまとめると、さらに大きな拍手が鳴り響いた。イベントには原作者・脚本の筒井ともみ、生野慈朗監督も登壇した。(磯部正和)

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