イモトアヤコ「下町ロケット」に出演!天才エンジニア役
2日、タレントのイモトアヤコが、10月にTBS系で放送がスタートする、日曜劇場「下町ロケット」に出演することが明らかになった。作家・池井戸潤の代表作を阿部寛主演で実写化した人気ドラマの続編で、イモトは、劇中で重要な役割を果たす新キャラクターを演じるという。
下町の工場「佃製作所」を舞台に、社長の佃航平(阿部)が、社員たちと協力しながら、数々の困難に立ち向かう姿を描く本作。イモトは、トラクターなどのトランスミッションを主軸とするメーカー・ギアゴーストの副社長にして、技術者でもある島津裕を演じる。
元帝国重工の社員でもあり、創業5年で急成長を遂げたギアゴーストを支える、天才エンジニアという役どころ。佃製作所は、ひょんなことからトランスミッションに使用するバルブのコンペに参加することになり、島津とも深く関わっていく。
イモトは「私が演じる島津という女性は純粋にものづくりを愛するプロフェッショナルな誠意ある技術者です。私自身、好きなものは好きと言える人でありたいと日々思っております。そういった本当のことを生かしながら今回島津という女性を演じられたらと思います」と意気込みをコメント。バラエティーの傍ら女優業もこなすイモトだが、女優デビューは2010年にTBSが放送した開局60周年記念特別ドラマ「99年の愛 ~JAPANESE AMERICANS~」。くしくも同作を演出したのは、「下町ロケット」と同じ福澤克雄だ。
「現場にいらっしゃるドラマというものづくりを愛する福澤組のキラキラした目と高揚感のある撮影現場になんだか緊張感と共に不思議な居心地の良さを感じております。月曜日からまた『よし!』と思ってもらえるよう日曜日の夜を盛り上げていけるギアの一部になれたらなぁ」
また本作では、おなじみの前作メンバーも集結。立川談春、 安田顕、和田聰宏、今野浩喜、中本賢、谷田歩、土屋太鳳、竹内涼真、朝倉あきら佃製作所メンバーに加え、真矢ミキ、 木下ほうか、 恵俊彰、池畑慎之介、倍賞美津子、吉川晃司、杉良太郎が続投する。
特許侵害訴訟、ロケットエンジン用バルブシステム開発、人工心臓弁ガウディ計画など、さまざまな課題に取り組んできた佃製作所メンバー。本作では、大口取引先の農機具メーカーから小型エンジンの取引削減を告げられたことをきっかけに、宇宙(そら)から大地へと、新たな戦いに挑む。(編集部・入倉功一)