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わずか4館から50館へ!完売続く『判決、ふたつの希望』拡大上映

高評価の『判決、ふたつの希望』
高評価の『判決、ふたつの希望』 - PHOTO(C)TESSALIT PRODUCTIONS-ROUGE INTERNATIONAL

 8月31日に公開されたアカデミー賞外国語映画賞ノミネート作『判決、ふたつの希望』が、全国わずか4館から50館の拡大上映が決まる大ヒットスタートを切った。

『判決、ふたつの希望』予告編

 公開週末がサービスデイに重なったこともあり、メイン館のTOHOシネマズ シャンテでは早朝に1回上映回を増やしたが、それを含む計5回が完売。大阪でも午後から完売が続き、東京・大阪2館の土日に計9回完売する大盛況となった。公開2週目に入り上映劇場は徐々に増え、現状全国50館での上映が決定している。

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 『判決、ふたつの希望』は、二人の男の些細な口論が国を揺るがす法廷劇へと発展するヒューマンドラマ。住宅補修の現場で働くパレスチナ人のヤーセルと、キリスト教徒のレバノン人トニーが水漏れをめぐって口論を始め、ある侮辱的な言動がきっかけで対立は法廷へと持ち込まれる。この衝突をメディアが大々的に報じたことから政治問題となり、レバノン全土を震撼させる騒乱が巻き起こる。

 クエンティン・タランティーノ監督作品にアシスタントカメラマンとして関わった経歴を持つジアド・ドゥエイリ監督の実体験をもとにした物語で、第90回アカデミー賞ではレバノン史上初となる外国語映画賞にノミネート。第74回ベネチア国際映画祭では主演の一人カメル・エル・バシャが男優賞を受賞した。

 Twitter上でも「傑作」「今年ナンバーワン」「すごい映画」「おすすめ」など高評価の投稿が多く見られる。(編集部・小松芙未)

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