宇宙ステーションに取り残された宇宙飛行士&地上にいるキューバ人の異色バディコメディー!12月日本公開
宇宙ステーションに取り残された宇宙飛行士&無線を通じて彼と親友になったキューバ人大学教授の異色のバディコメディー映画『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』が、12月1日より日本公開されることが決まった。
東西冷戦時代の末期である1991年を舞台にした本作。キューバで暮らす大学教授のセルジオ(トーマス・キャオ)はある日、宇宙ステーションに滞在中のソ連宇宙飛行士セルゲイ(ヘクター・ノアス)からの無線を受信する。激動の時代ゆえの不安を抱える二人は交信を重ねて親友となるが、ソ連が崩壊したことで事態は急変。セルゲイは帰還の無期限延期を宣告され、セルジオは親友を救うために一大プロジェクトを思い付く……。
物語のモデルとなったのは、実在する元宇宙飛行士で“最後のソビエト連邦国民”とも呼ばれるセルゲイ・クリカレフ。『ビヘイビア』などのキューバ人監督エルネスト・ダラナス・セラーノが、冷戦終結直後の出来事にファンタジックなアレンジを加え、歴史に翻弄された二人の運命を交錯させて描いている。(編集部・市川遥)
映画『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』は12月1日より新宿武蔵野館他にて全国順次公開