アベンジャーズ4再撮影がスタート 結末を撮るのはこれから?
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に続くシリーズ第4弾のための再撮影がスタートしたようだ。この撮影について、ポッドキャスト番組 The Marvelists に出演したハルク役のマーク・ラファロは、その重要性を示唆するコメントを残している。
『インフィニティ・ウォー』と同時に撮影され、すでにクランクアップを迎えているシリーズ第4弾。もともと再撮影は今年の秋にも行われると報じられていたもので、現地時間8日には、兄弟であるジョー・ルッソと共に監督を務めるアンソニー・ルッソもセットで撮った写真をTwitterに投稿している。
ただ、今回の再撮影は不足分の映像を補うための撮り直しとは意味合いが違うようだ。The Marvelists 内でラファロは、やはり9月に再撮影に参加すると語り「この作品がどんな映画になるのかまだ知らないんだ。僕らはただ再撮影をするってわけじゃなくて、映画を終わらせるのさ。去年、撮影から去った時点では、本当の意味で終えてなかったからね」と証言。本当の意味の結末は、むしろこれから撮影される可能性を示唆した。
マーベルスタジオは徹底した秘密主義を貫いており、ネタバレを恐れたスタジオがこのタイミングまで結末を撮らなかった可能性は十分に考えられる。ちなみにラファロは、スパイダーマン役のトム・ホランドと並んで、うっかり秘密を漏らしてしまいがちだ。
また、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でドラックスを演じるデイヴ・バウティスタは、自身も2日間の再撮影が残っていること、そしてジェームズ・ガン監督の解雇をきっかけに『ガーディアンズ~』3作目の制作が棚上げになったことから、『アベンジャーズ』における彼らの描かれ方が変わるかもしれないと Digital Spy に懸念を表明している。
果たしてマーベルを取り巻く状況を反映して、さらに結末が変わることになるのか。同作には日本も登場する予定で、劇中の展開にどれだけかかわることになるのかにも注目だ。『インフィニティ・ウォー』のネタバレになるともいわれる第4弾のタイトルはまだ発表されていない。全米公開は2019年5月3日を予定している。(編集部・入倉功一)