玉城ティナ、実写版『地獄少女』でヒロインに!白石晃士と再タッグ
テレビアニメやコミカライズなどで人気を集めてきた「地獄少女」シリーズが、玉城ティナ主演で実写映画化されることが明らかになった。監督をホラー映画界の鬼才・白石晃士が務める。
2005年に放送がスタートしたアニメ「地獄少女」は、コミカライズ、テレビドラマ、ライトノベル、ゲーム、2.5次元舞台化など、多角的なメディアミックス展開が行われてきた。物語は、地獄少女が憎い相手の恨みを晴らしてくれるという秘密のサイト「地獄通信」をめぐって繰り広げられていく。
その実写映画版では、主人公の閻魔あい役を『女々演』『劇場版 ドルメンX』『わたしに××しなさい!』『ういらぶ。』『チワワちゃん』と出演作が続く玉城が務め、現世と地獄を繋ぐ人気ホラーヒロインに新たに命を吹き込む。劇場公開は2019年秋を予定しているということで、玉城は「地獄から来た感が出せるようにトレーニングして挑みます、、、(笑)」と意気込みを語っている。
メガホンを取るのは、『ノロイ』『不能犯』などで知られる白石監督。「ホラーの要素もありますが、美しさと悲しさと凶暴さが同居する『青春映画』、いわば私なりのキラキラ映画です」と作品について語る。また、本作が『貞子vs伽椰子』に続いて白石監督との2度目のタッグとなる玉城は「1作目は怯えてばっかりだったので(笑)。地獄少女ではより、演技指導していただく際に白石節が炸裂するんじゃないかなあと今から楽しみにしています」と期待を寄せている。
あわせて閻魔あいを取り巻くキャスト陣も発表。あいの使い魔の妖怪を、NHK連続テレビ小説「まんぷく」の出演も決定した橋本マナミ、オーディションで選ばれた楽駆、舞踏家・演出家で俳優としても活躍する麿赤兒が演じる。また、女子高校生役には、岩井俊二監督の新作映画『Last Letter』(2019年公開予定)にも出演する森七菜、モデルで女優の仁村紗和。そのほか大場美奈(SKE48)、波岡一喜、藤田富ら個性豊かな面々が名を連ねる。(編集部・大内啓輔)