ハル・ベリー、総合格闘技映画で監督デビュー!
女優のハル・ベリーが、新作映画『ブルースド(原題) / Bruised』で長編監督デビューを果たすと、Deadlineほか各メディアが報じた。
同作はMMA(総合格闘技)をテーマにした作品で、ハルは主演も兼任。総合格闘家の女性ジャッキー“ジャスティス”が、息子のために、かつての汚名を返上するべく決死の戦いに挑む姿を描く。脚本は、女性脚本家のミシェル・ローゼンファーブが手掛けた。
撮影は来年3月スタート予定で、プロデューサーは、『ジョン・ウィック』シリーズなどを手掛けてきたサンダー・ロード・ピクチャーズのベイジル・イヴァニク。ハルは、同シリーズの第3弾となる『ジョン・ウィック 3:パラベラム(原題) / John Wick 3: Parabellum』にも出演している。
ハルは2001年の映画『チョコレート』で、アフリカ系アメリカ人として初めてアカデミー賞主演女優賞を受賞。『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)ではボンドガールを務めるなど女優として活動する傍ら、映画やテレビシリーズのプロデュースなど、製作側にも活動の幅を広げていた彼女が、監督としてどれほどの力量を秘めているのか、期待の一本になりそうだ。(編集部・入倉功一)