タッキー&翼が解散 デビュー前、声の共演をした名作ふり返り
滝沢秀明と今井翼が13日、「タッキー&翼」を10日付で解散したことを発表した。2人が約21年前に声の出演を果たした貴重な作品である映画『マイ・フレンド・フォーエバー』(1995)を振り返る。
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本作は、主人公の少年・エリック(ブラッド・レンフロ)と、HIVに感染した少年・デクスター(ジョゼフ・マゼロ)の友情の物語。2人は、エイズを治す特効薬が米・ニューオーリンズにあるという記事を信じて旅に出る。1997年に同作がVHS化される際にエリックの声を滝沢、デクスターの声を今井が担当した。この吹き替えは、タッキー&翼として2002年にデビューする前に行われている。
滝沢は多くの舞台やドラマに出演していたが、映画としては秋元康が監督を務めた2000年の『川の流れのように』と、ジャニーズの後輩である有岡大貴(Hey! Say! JUMP)と共演した2017年の『こどもつかい』の2本に出演。また、今井は今年公開された『終わった人』でスクリーンデビューを果たしている。
ジャニーズ事務所の公式サイトで、滝沢は年内での芸能活動の引退を表明。今後は、ジャニーズJr.の育成や舞台、コンサートなどのエンターテインメントのプロデュース業に専念するという。
一方の今井は、激しいめまいや難聴といった症状がおこるメニエール病を2014年に発病し、今年3月に再発。治療に専念するために事務所を退所することを明らかにしている。(編集部・梅山富美子)