『6才のボクが、大人になるまで。』のパトリシア・アークエット、犯罪事件のドラマ化で主演
映画『6才のボクが、大人になるまで。』でアカデミー賞助演女優賞を含む数々の賞を受賞し、テレビドラマ「CSI:サイバー」「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」で知られるパトリシア・アークエットが、Huluの新ドラマに主演するとDeadlineが報じた。
「ジ・アクト(原題) / The Act」は性格重視のアンソロジードラマで、事実は小説よりも奇なりと思える実際に起きた犯罪事件を描くという。第1シーズンは、製作と脚本を手掛けるミシェル・ディーンがBuzzfeedに書いた2016年の記事「ディーディーは娘の病気を願い、ジプシーは母親の殺人を願っていた」が基になっている。
母親との毒のある関係を断ち切ろうとする娘ジプシーと、過保護な母親ディーディーを描く本作。パトリシアが演じる母親は、車椅子に乗った娘ジプシーにとって一見、理想の母親に見える。重病、ホームレス、ハリケーン・カトリーナと、さまざまな苦労の中、娘を守り抜き、地元では尊敬される人物だ。しかし、人が見ていないところでは異なる一面を持っているという。
「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」でエミー賞も受賞しているパトリシアは、10月にShowtime局のミニシリーズ「エスケープ・アット・ダネモラ(原題) / Escape at Dannemora」の米放送を控えている。(澤田理沙)