「ヴェロニカ・マーズ」Huluで復活 オリジナルキャストも出演
テレビドラマ「ヴェロニカ・マーズ」がHuluで復活するとThe Wrapなどが報じた。
カルト的人気を誇った同ドラマは2007年にキャンセルされて以来、復活を望むファンの声が多かった作品。2013年にはクリエイターのロブ・トーマスが映画化に向けクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で製作費を募ったところ、同サイト史上、最速で100万ドル(約1億1,000万円)を集め、1日で目標額だった200万ドル(約2億2,000万円)に達したファンベースの強いドラマだ。(1ドル110円計算)
新作は8エピソードで、ヴェロニカ役のクリステン・ベルはもちろんのこと、ローガン役のジェイソン・ドーリング、ウィーヴィルを演じたフランシス・キャプラ、ウォレス役のパーシー・ダッグズ三世とリチャード・カサブランカス役のデヴィッド・スターズィックが再び出演すると、ロブはツイートしている。
ストーリーはネプチューンで春休みを過ごしている学生たちを狙った連続殺人をマーズ探偵事務所が調査するというもの。連続殺人により、観光収入に頼っていた町の労働階級はと、1か月にわたる学生のどんちゃん騒ぎに終止符を打てるなら、そんなことはお構いなしという町の大金持ちたちとの対立に発展する謎にヴェロニカは巻き込まれてしまう。
米Huluは「ヴェロニカ・マーズ」の新作を2019年に配信するだけでなく、3シーズンにわたるオリジナル版の全エピソードと2014年の映画『ヴェロニカ・マーズ [ザ・ムービー]』も配信する契約をしている。(澤田理沙)