『デッドプール2』ファミリー向けのPG-13版をクリスマス公開か
マーベルの破天荒ヒーローが大活躍する大ヒット映画として今年5月に全米公開された続編『デッドプール2』について、米21世紀フォックスが、クリスマスシーズンとなる12月21日にPG-13版の公開を計画しているとDeadlineほか各メディアが報じた。
デッドプールらしい過激な描写とジョークがファンに受け入れられ、R指定のスーパーヒーロー映画としては異例のヒットとなった同シリーズ。PG-13(13歳未満の鑑賞には保護者の同意が必要)となれば事実上、全年齢の観客が同作を楽しむことが可能だが、暴力描写などが抑えられることが予想される。ただ、これはまだ公式発表されたわけではなく、映画も“タイトル未定のデッドプールの新作映画”として扱われているという。
主演のライアン・レイノルズは現地時間28日、報道に合わせるかのように、サンタ帽をかぶったデッドプールが、ベッド脇で俳優のフレッド・サベージ(42)に本を読んであげている画像をSNSに投稿。これは、フレッドが子役時代に出演した『プリンセス・ブライド・ストーリー』(1987)のパロディーになっており、PG-13版に新たなシーンが撮影されたことを示唆しているのかもしれない。もし実現となった場合、日本や世界各国の扱いはどうなるのかも気になるところだ。
また同サイトでは、この計画によってフォックスは、同日公開を予定していた『アリータ:バトル・エンジェル』の公開日を2019年2月14日に、チャニング・テイタムがガンビットを演じる『X-MEN』スピンオフの公開日を2019年6月7日から2020年3月13日に延期する予定だと報じている。(編集部・入倉功一)