リメイク版『ウエスト・サイド物語』主演はアンセル・エルゴート!
スティーヴン・スピルバーグ監督のリメイク版『ウエスト・サイド物語』で、主人公トニー役を『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートが務めることになった。Deadlineなどが報じた。
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『ウエスト・サイド物語』(1961)は、「ロミオとジュリエット」を下敷きに、イタリア系のシャーク団とプエルトリコ系のジェット団が敵対するニューヨークのスラム街で許されぬ恋に落ちたトニーとマリアに訪れる悲劇をつづった同名舞台の映画版。監督は『サウンド・オブ・ミュージック』のロバート・ワイズらで、第34回アカデミー賞では作品賞など10部門受賞を果たした。
トニー役に決まったアンセルは「マリア」「トゥナイト」「ひとつの心(One Hand, One Heart)」「どこかへ(Somewhere)」といった名曲の数々に挑むことになる。マンハッタンで生まれ育ち、オペラ演出家を母に持つアンセルは、『フェーム』の舞台にもなった音楽&芸術学校に通い、同校で数々のミュージカルに出演してきたという。まさに適役といえそうだ。
ほかのキャストについてはまだ明らかになっていないが、来夏の撮影開始を予定している。振り付けは、今最もブロードウェイでアツいとされるジャスティン・ペック。リバイバル版「回転木馬」での振り付けで、今年のトニー賞も受賞している。(編集部・市川遥)