クリスチャン・ベイル18キロ増量で激変!壮絶役づくりの結果に驚き
クリスチャン・ベイルが約18キロの増量をして挑んだ新作映画『ヴァイス(原題) / Vice』の予告編(海外版)が公開され、本人とわからないほどに変貌を遂げたベイルの姿に驚きの声が上がっている。
『ヴァイス(原題)』は、ディック・チェイニーがいかにしてジョージ・W・ブッシュ政権の副大統領として強大な権力を握り、アメリカと世界のあり方を変えたのかを描いたドラマ。不眠症の男にふんした『マシニスト』(2004)では約27キロ減量してガリガリになるなど、作品ごとに肉体を改造することで知られるベイルは、本作では約18キロの増量を敢行。さらには髪を剃って眉を染め、もともとは全く似ていないチェイニーに見事に成り切っている。
この予告を見た人々からは「ディック・チェイニーに似すぎ! どんな役にも自分を変えられてすごい」「素晴らしい肉体改造だ」「ディック・チェイニーの伝記映画に興奮する日が来るなんて思わなかった」など、ベイルの役者魂に対して驚きと称賛の声が次々と寄せられている。
共演も『メッセージ』のエイミー・アダムス(妻リン・チェイニー役)、『フォックスキャッチャー』のスティーヴ・カレル(国防長官ドナルド・ラムズフェルド役)、『スリー・ビルボード』のサム・ロックウェル(大統領ジョージ・W・ブッシュ役)と演技派ぞろいで、アカデミー賞レースで存在感を見せることになるのは間違いないだろう。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアダム・マッケイが監督・脚本を務め、クリスマスに米公開される。(編集部・市川遥)