佐藤二朗×宮沢りえ、吹替えで口ゲンカ!『ルイスと不思議の時計』本編映像
俳優の佐藤二朗と宮沢りえが日本語版の声優を務める映画『ルイスと不思議の時計』から、2人が吹替えた、ジャック・ブラックとケイト・ブランシェットによる口ゲンカシーンが公開された。
アメリカの人気児童小説を映画化した本作は、一人ぼっちの少年ルイスが、一緒に住むことになった叔父で二流魔法使いのジョナサンが住む屋敷に隠されていた、世界を破滅へと導く“時計”をめぐる謎に挑むファンタジー。吹替え版では、佐藤がジャック演じるジョナサンの、宮沢がケイト演じる魔女ツィマーマンの声を担当している。
公開されたのは、ジョナサンの屋敷を訪れたルイスが、ツィマーマンと出会うシーン。ジョナサンが、「お隣の鬼ババア、フローレンス・ツィマーマン夫人だ」と悪口を交えてルイスに彼女を紹介すると、ツィマーマンも「よかったわね、おじさんと違って、規格外にでっかい頭を受け継いでいなくて」と痛烈に応戦する。
本作には、主人公ルイス役の高山みなみをはじめ、松本梨香、矢島晶子、本名陽子ら実力派の人気声優が参加している。先日、都内で行われた吹替え版完成会見で松本は、宮沢の声の演技について「別人でしたね」と称賛。一方の宮沢はプロの声優たちの技術に尊敬と憧れを抱いたと明かしながら、低音のブランシェットの声を意識し、いかに違和感なく感情を込めて伝えることができるかにチャレンジしたと語っており、その成果の一端が見て取れる映像に仕上がっている。(編集部・入倉功一)
映画『ルイスと不思議の時計』は10月12日より全国公開