松井玲奈、小説家デビュー決定!
元SKE48で、現在は女優として活躍する松井玲奈が、10月17日発売の「小説すばる」で小説家デビューを果たすことが明らかになった。
「小説すばる」は多くの直木賞作家を輩出している集英社の文芸誌。同誌に掲載される松井のデビュー作「拭っても、拭っても」は、過去の恋愛でトラウマを抱えたアラサー女性が、前を向くまでをユーモラスかつみずみずしく描き出した短編小説。17日午前10時には公式サイトで試し読みが掲載される予定となっており、松井は今後も同誌での執筆を見込んでいる。
幼少期から読書家な松井は、これまで小説誌へ書評を寄稿したり、有名作家の文庫解説を執筆、2017年には脚本家として舞台「あのさ、生まれ変わったら」に参加した経験も。今回の新たな挑戦について、「頭の中にある映像を言葉で人に伝えるのは、とてもエネルギーのいる作業でしたが、どこかで物語の続きを考えて遊んでいた子供の頃を思い出して楽しんでいる自分がいました。書き続けることで、自分の新しい感性に出会える予感がしています」と思いを語っている。
さらに、10月20日に発売される集英社の月刊読書情報誌「青春と読書」11月号には、初めての小説執筆に関する松井のエッセイが掲載される。
1991年生まれ、愛知県出身の松井。2015年にSKE48を卒業後、本格的に女優の道を進んでおり、ドラマ「ニーチェ先生」「オトナ高校」「海月姫」や、映画『笑う招き猫』『劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)』などで活躍。現在放送中のNHK連続テレビ小説「まんぷく」では、ヒロイン・福子の女学校時代の親友役で朝ドラに初出演を果たした。(編集部・吉田唯)