山田孝之、実写「聖☆おにいさん」第2期はキャストの座を狙う!
ドラマ「聖☆おにいさん」の特別上映会が18日に都内で行われ、松山ケンイチ、染谷将太、福田雄一監督、製作総指揮を務めた山田孝之が登壇。山田は自身の立場を利用し、次作ではキャストの座を狙っていることを明かした。
中村光による同名人気漫画を実写化した本作は、ブッダ(染谷)とイエス(松山)が東京・立川でルームシェアをしながら下界のバカンスを満喫する姿を描いたコメディー。最強布陣で挑む本作に、福田監督は「衣装合わせの時から成功しか見えなかった」とにんまり。松山と染谷には何度もオファーを断られている過去があるため、「念願の二人」と手放しで喜ぶと、山田も「二人の目が悟っているのでピッタリだと思った」とキャスティング時を回顧。染谷のマネージャーのもとに自ら依頼に出向いたことも明かされた。
しかし、松山は「衣装合わせの時にメイクして、衣装着て、最初に思ったのは『どこのホームレスだろう……』」とぶっちゃけ。染谷も特殊メイク用としてフルフェイスの型取りをしているときに「これから俺、どうなるんだろう……と思った」と不安を感じたことを告白した。
とはいえ福田組での撮影は満喫したようで、染谷は「尺が5分の話なら、上手くいけば5分で撮り終える。衝撃でしたね」とスピーディーな撮影方法に感嘆。松山は、医者役の佐藤二朗との共演シーンで「ずっと笑ってましたよ」と福田監督から暴露されていた。
そんな本作の配信は始まったばかりだが、山田は「原作にたくさんのエピソードがあるので、2019年の間には第2期の情報を出すつもりで動いています」と明言。監督は「今回は部屋でのワンシチュエーションですけど、原作には外に出るシチュエーションもあるので、山田くんとどうしようかとは言っています」と具体案も挙げた。
また、「他にもキャラクターがいっぱいいるので、その辺も出していけたら」と展望を話した山田は、「なんとかして僕もキャスティングに滑り込みたい。限りなく僕に近いキャラクターをとにかく推す」と製作総指揮の立場を利用して、キャストの座を狙っていることも打ち明け、会場の笑いをさらっていた。(取材:錦怜那)
ドラマ「聖☆おにいさん」はピッコマTVにて独占配信中、イオンシネマ43劇場と立川シネマシティにて期間限定上映中