千葉雄大、流ちょうな英語披露!「プリティが多すぎる」カンヌでワールドプレミア
千葉雄大が主演を務める新ドラマ「プリティが多すぎる」のワールドプレミアが、フランス・カンヌで開催中の国際映像コンテンツ見本市MIPCOMで行われた。このために約2週間集中的に英語を勉強したという千葉は、舞台あいさつでその成果を披露。現地の司会者との長いやり取りや質問への回答を、流ちょうな英語でこなした。
18日深夜24時59分に日本テレビほかで放送を開始する同作は、大崎梢による同名小説を基に、文芸編集部から原宿系ファッション誌に異動することになった編集者・新見佳孝(千葉)が、カワイイ至上主義の世界で悪戦苦闘しながらも次第に成長していく姿を描くお仕事ドラマ。カンヌで行われたワールドプレミアでは、世界中から集まった総勢300人の観客が“KAWAII”の世界観に見入った。
上映終了後に拍手喝采のなか登壇した千葉は、撮影中に大変だったことを聞かれると、原宿で撮影中にたくさんの観光客に話しかけられたエピソードを紹介。
「カメラがまわっているにもかかわらず、沢山の人に質問されたんです! その時は『僕たち今、絶賛撮影中なんです! 撮影してるんです!』と答えるのが精いっぱいでした(笑)でも、みんな撮影の様子が見たかったみたいですね。みなさんもぜひ東京を訪れて、いかに原宿での撮影が大変だったか想像してみてください!」としっかりと英語で対応した。
ワールドプレミアを終えた千葉は、英語への意欲がさらに強くなった様子。「今回のワールドプレミアに向けて2週間ほど集中して英語を勉強したのですが、またさらに英語を学んでいきたいという欲が出てきました。一番大事なのはコミュニケーションをとることなので、今後は共通言語として英語を話せるようになって、広がる会話力を身に着けたいです」と語った。
また、千葉は「『KAWAII』という単語を海外の人も知ってくれていて、『Is this KAWAII?』と話題を振って頂いたり、世界の人たちと『KAWAII』という言葉で繋がっていく貴重な体験ができました」と「KAWAII」という言葉の広がりも直に感じたという。
作品を観た海外の放送局関係者からも、「KAWAIIという言葉の意味が理解できた。現代日本のローカルな感覚を知ることができて、特に若者には興味深いテーマ」「特に若者は日本のファッションに関心があるので、海外でも大きな可能性を感じる」と“KAWAII”文化の描写に高評価が寄せられた。海外の女性記者は、「29歳なんて信じられない! 彼ってとてもキュート!」と千葉の年齢に驚きを隠せない様子だった。
さらに、日本と同日に中国の大手配信サイト「Mango TV」でも配信されることが決定。これによって、日本のほか、中国、韓国、台湾、カンボジア、香港、インドネシア、フィリピン、シンガポール、タイという世界10の国と地域で同時期放送されることとなった(1週間以内の同時期放送、配信も含む)。日本テレビの連続ドラマが、中国本土で同時期配信されるのは初の試みとなる。日本の“KAWAII”ドラマがどのように世界に受け入れられるのかに注目だ。(編集部・吉田唯)