ホラー『クワイエット・プレイス』で“何か”を演じた人物が判明
全米で大ヒットを記録し、現在、日本でもヒットしている映画『クワイエット・プレイス』で出演・脚本・製作総指揮・監督を務めたジョン・クラシンスキーが、同映画に登場する“何か”を演じていたことを、トーク番組「ジミー・キンメル・ライヴ!」で明かした。
【動画】音によって生み出される恐怖……『クワイエット・プレイス』予告編
同番組で、ジョンは音を求めて動き回る“何か”を自身が演じていたと明かし、「僕が黙っていたから、(セットにいた人以外は)誰も知らなかった」という。彼が演じることになった経緯は、ILM(アメリカの特殊効果及びVFXの制作会社)の技術者が彼に「この“何か”がどのように動くのか」と聞いた際に、ジョン自ら、はいつくばって動くことを示したところ、その技術者から「この“何か”に化けるスーツを着てみたらどうだ?」と言われ、自身が演じることを決めたとのこと。
彼は、そのときの状況を「まるで『ライオン・キング』のオーディションのようだった」と振り返った。ちなみにジョンは、この“何か”を演じるよりも困難だったのは、同作の主演女優でジョンの妻でもあるエミリー・ブラントを演出することだったそうだ。
現在、同作は世界で3億3,258万ドル(約365億8,380万円)の興行収入を叩き出し、今後賞レースに絡んでくることも期待されている。(1ドル110円計算) (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)