観月ありさ、初の海外アニメ吹替を振り返る
女優の観月ありさが19日、都内で行われた映画『モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!』の初日舞台挨拶に登壇。海外アニメーションの吹替に初挑戦したことについて「自分が出ているお芝居より苦労しました。セリフもすごく分量が多くて」と振り返った。
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本作は、ドラキュラが支配人を務める「モンスター・ホテル」を舞台とするファンタジーアニメの第3弾。家族と共にクルーズ船で過ごすことになったドラキュラと女船長の恋のてん末が描かれる。この日は、同じく吹替キャストの山寺宏一、川島海荷、藤森慎吾も登壇した。
クルーズ船の船長・エリカの声を担当した観月は、「エリカはいろんな顔を持っていて、元気がいい時の声もあれば、ちょっとダークな感じの声の時もあって、使い分けるのが難しかったです」と述懐。これにドラキュラ役の山寺が「もうぴったりでした。エリカは誰がやるんだろう、観月さんっぽいなって思っていたら観月さんでまず驚いたんです。観月さんのために作られたようなキャラクターでした」と反応。すると観月は「楽しかったです。声優さんって夢があっていいですね」とにっこり。
ドラキュラの娘・メイヴィスの声を担当した川島は、「お父さんに幸せになってもらいたいだろうっていう、メイヴィスの気持ちになって演じました」とコメント。本作の舞台に関連して、クルーズの旅について質問されると「こういうクルーズ船で世界を一周するのがわたしの夢。そのために貯金をしているんです。貯金が趣味。あんまり使い過ぎず、その楽しみをいつかにとっておきたい」と明かし、嬉しそうな表情を見せた。
人間のジョナサンの声を担当した藤森は、劇中でドラキュラが“ビビン”と一目惚れしてしまう展開にちなんで、最近“ビビンとしたエピソード”について聞かれると、「実は最近、大好きな方とお近づきになれたんです。ずっと恋焦がれていた方で連絡先も聞けちゃったりして。以前からときめきを感じていた方です」と語り、その相手が俳優のムロツヨシだと告白。「ムロさん大好きなんです。仕事では何度もご一緒していますが、これまではなかなか緊張して話せなくて……」とコメント。観月から「裏では礼儀正しくてチャラくない」と指摘されると、藤森は大弱り。「(チャラ男で売っているので)そんなこと言っちゃだめです」と切り返して会場を沸かせていた。(取材・文:名鹿祥史)
『モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!』 はユナイテッド・シネマ シネプレックスにて公開及びデジタル先行配信中 12月5日ブルーレイ&DVDリリース