早見沙織&宮野真守『はいからさんが通る』が最後まで映像化されたことに感無量!
アニメ映画『劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~』公開記念舞台あいさつが19日、新宿ピカデリーにて行われ、早見沙織、宮野真守、櫻井孝宏、坂本真綾が出席。名作コミックが初めて結末まで映像化されたことに早見や宮野は感慨深い表情を浮かべていた。
『劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~』予告【動画】
本作は、大和和紀の傑作コミック「はいからさんが通る」を原作にしたアニメ『劇場版 はいからさんが通る』シリーズの後編。早見は主人公・花村紅緒、宮野は紅緒の許婚・伊集院忍少尉、櫻井は紅緒が働く出版社の編集長・青江冬星、坂本は伊集院にそっくりなロシアからの亡命貴族サーシャ・ミハイロフ侯爵の妻・ラリサの声を務めている。
早見は「あの原作が最後まで映像として描かれたのがとても感慨深い」と笑みを浮かべると、物語が進むにつれて、紅緒自身が、学生から職業婦人として成長していく姿を演じることができたことに喜びを感じているという。
一方の宮野も、少尉に起こる衝撃的な出来事に対して、どのようにアプローチをしていくか悩みつつも、キャラクターの本質を考えることで「より魅力的に忍という人物が膨らんできました」と役作りに自信をのぞかせる。
さらに「不朽の名作と呼ばれるとおり、いまの価値観に照らし合わせてもまったく色あせないメッセージがあります。そんな作品の最後が初めて描かれる歴史的瞬間に立ち会えたことが幸せでした」と感無量な表情を浮かべていた。
早見は、エンディングテーマの歌詞に触れると「世の中には、自分では手に追えない出来事が起こります。大変なことがたくさんありますが、それでもみんな新しい日を迎え、立ち上がって『生きていくんだ』と前に進みます。そんな力強さを感じてもらえれば」と熱いメッセージを送っていた。(磯部正和)