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橋本愛、中学時代は芸能界に疎かった?10年前の写真見ながら回顧

中学時代の写真を披露した橋本愛
中学時代の写真を披露した橋本愛

 女優の橋本愛が20日、都内で行われた主演映画『ここは退屈迎えに来て』の公開記念舞台あいさつに出席。映画の内容にちなみ、スクリーンには橋本が持参した10年前の貴重な写真が映し出されたが、橋本は中学時代の制服姿の自分をまじまじ眺めながら当時を回顧。10年後に話が及ぶと「10年後は32歳。今より楽しいといいなと普通に思っています。30歳という節目を経て、20代もいいけど今もいいなって思えるようにしていたい」と将来の自分像を語った。

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 「R‐18 文学賞」読者賞を受賞した山内マリコの処女小説を映画化した本作は2004年の高校時代から2013年の現在まで、みんなの憧れの的だった“椎名くん”を柱に様々なキャラクターが交差。登場人物の青春とその後の10年間を描く群像劇になっている。壇上には共演の成田凌渡辺大知村上淳、本作のメガホンをとった廣木隆一監督、原作者の山内も登壇。またこの日欠席した門脇麦も手紙を寄せ、ファンに公開の喜びを報告した。

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 橋本は中学生だったころの自分を見ながら「当時は芸能界に行きたいなんて全く思っていなかったんです。勉強はできるほうだったので給料の高い会社に就職するんだろうなって思っていました」と照れ笑いでコメント。「芸能界のことにもまったく疎くて、テレビも全く見ていなくて、今ここにいることが信じられない」と話し、今でこそ映画好きだというが、当時は「ジブリとコナンだけ見ていました」と映画にも詳しくなかったとのこと。

ここは退屈迎えに来て
出演者たちの中学時代の写真

 本作の撮影については「役者のいろんな表情を引き出す廣木監督の映画をずっと一映画ファンとして見ていたので、現場に行ったらわたしも魔法かけられちゃうかもって思っていたんですけど、はじまっても何にも言われなくて、無言のコミュニケーションの中で頑張ろうって思ってやっていました」と述懐。「(監督と)この距離間でやることの意味や、何も言わないことで何かを言おうとしているのかなって思いながらその理由は聞かないほうがいいのかなって撮影していたんですけど、この前、バンクーバーの映画祭へ一緒に行った時にその理由を聞いたんです。その話がすごく面白くて……。また一緒にやりたいなって思いました」と紹介した。

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ここは退屈迎えに来て

 成田も「演出が特になかった」と話し、監督の演出方法について「僕の中の解釈では悶々と不安なのがいいのかなって思っていました。でも『まあいいや』と。その『まあいいや』のエネルギーでやっていたんです」とにっこり。撮影後はよく渡辺と遊びに行ったそうで「富山は最高です」と述べると、「大知君とスナックでカラオケで遊んだりしたんです。大知君が『茜色の夕日』を歌ってくれたり、いっぱい歌ってもらってそれは僕の宝物になりました」としみじみ。渡辺も「温泉も一緒に入れましたしね」と嬉しそうに成田とのオフを振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)

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