宮野真守&山本美月、プリキュア愛が爆発
人気アニメ「プリキュア」シリーズの誕生15周年を記念する『映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』の完成披露イベントが、21日、神奈川・横浜みなとみらいで行われ、ゲスト声優として初参加する声優・宮野真守と女優の山本美月が出席。この日、大集結した歴代プリキュア55人のキャラクターたちに囲まれた宮野と山本は大興奮した様子だった。
同イベントには、引坂理絵、本泉莉奈、小倉唯、田村奈央、本名陽子、ゆかならプリキュア声優陣も出席。本作に登場する歴代最多の55人のプリキュアたちが横浜グランモール公園円形劇場でダンスパレードを実施した。テレビシリーズの「HUGっと! YELL FOR YOU」や今作の「DANZEN! ふたりはプリキュア~唯一無二の光たち~」といった曲を披露し、集まった約1万人のファンを喜ばせた。
55人のプリキュアに囲まれた宮野は、「カラフルできれい。本当に天国のよう。自分1人だけ男子ということを存分に楽しみたい」とご満悦。山本は「こんなにたくさんのプリキュアに囲まれたわたしは、本当に幸せです。(写真を)待ち受け画面にしたい」と感動しきり。
宮野と山本は、その後、完成披露上映会の舞台あいさつに登壇。怪物・ミデンの声を担当する宮野は「『ふたりはプリキュア』が始まったときは衝撃で、可愛い女の子の肉弾戦もカッコよかった。(当時自分は)20歳でしたけど、小さい妖精役でも出られないかなと淡い期待を抱いていて、それ以来、ずっと大好きでした。今回、素晴らしいタイミングで出演させていただきました」とプリキュアへの熱い想いを明かした。
これにゆかなが「いろんな人から宮野くんが『ふたりはプリキュア』を好きで観てくれいたと聞き、わたしたちに気を遣ったサービストークかな? さすが子役出身は違うなと思っていましたが、本当にプリキュア好きだったんだね」と反応すると、宮野は「そんな持ち上げ方、やめなさい!」とタジタジとなりながらも会場を笑わせた。
一方、同作の宣伝隊長に就任し、レポーターの声を担当している山本は「普段の舞台あいさつの500倍、緊張しています。移動のロケバスでも、神とあがめている声優の方々の目を見ることができず、人見知りを発揮してしまって。ただのプリキュアのファンなのに、ここに立っているのが恥ずかしい」と恐縮しきりだった。
プリキュア好きを公言している山本。「心の中ではずっとプリキュアと同級生です。(自分の参加で)プリキュアの世界観を絶対に壊したくないと思って、緊張しました」とアフレコを振り返ったが、本名(「ふたりはプリキュア」の美墨なぎさ/キュアブラック役)から「山本さんの美しい姿そのままに、アニメの中にパッと溶け込んでいた」と讃えられると、「もう、優しすぎてどうしたらいいのか」と頬を赤らめて歓喜の表情を浮かべていた。(取材・文/岸田智)
映画『映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』は10月27日より全国公開