藤原竜也、圧巻の怪演に反響続々「クセの強さヤバい」
公開中の映画『億男』で、怪しい億万長者を見事に演じ切った藤原竜也の怪演ぶりが反響を呼んでいる。
本作は、川村元気の著書を大友啓史監督が映画化したもの。ある日突然宝くじで3億円を当てた一男(佐藤健)が、大学時代の親友・九十九(高橋一生)と共に消えた3億円の行方を追いながら、金や幸せの真実に迫っていく姿を描く。
藤原が演じているのは、一男が劇中でめぐり合っていく億万長者のうちの1人・千住。「夢実現セミナー」を主宰しており、「ミリオネアニューワールド」の教祖も務める怪しい男だ。千住が集まった人々の前で夢や金について説くシーンは、まさに彼の独壇場。ロングヘアで別人のように変貌した藤原が、千住として声高に話し、人々をあおっていく姿は観客に強烈な印象を残すに違いない。
そんな藤原の怪演ぶりは、主人公を演じた佐藤にとっても「想像以上」だったという。9月に行われた本作の完成披露イベントでは「もちろん芝居なんですが、お金を払って舞台を観ているような気分になりました」と語り、藤原の演技に圧倒された様子だった。
藤原と言えば、『DEATH NOTE デスノート』シリーズや『カイジ』シリーズ、『るろうに剣心』シリーズなどに代表されるように、インパクトの強い役どころを好演する俳優として定評がある。それゆえに本作も公開前から期待が高まっており、作品をすでに鑑賞した人々からSNS上に「期待を裏切らない」「圧巻の演技」「クセの強さがやばい」といった声が続々。藤原の魅力に改めて心奪われた観客は多いようだ。