ディカプリオ&スコセッシ6度目のタッグ!非道な大量殺人事件描く
レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が6度目となるタッグを組み、ノンフィクション本「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」(著者デイヴィッド・グラン)を映画化することが決定した。制作会社インペラティブ・エンターテインメントが発表した。
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「花殺し月の殺人」は、1920年代にアメリカ南部オクラホマ州で起きた大量殺人事件を題材にした犯罪ノンフィクション。石油利権によって巨万の富を得ていた先住民オセージ族が次々と殺害される事件が発生し、後にFBIとなる組織がこの陰謀に迫ることになる。石油利権と人種差別の問題が複雑に絡み合ったこの事件は、アメリカ史に残る極悪非道な犯罪の一つとされている。
この本を読んですぐにイメージが湧き、「映画にしなくては」と思ったというスコセッシ監督は、「レオナルド・ディカプリオと再びタッグを組み、真に心をかき乱すアメリカの物語を映画にできることにすごく興奮している」と声明を発表した。ディカプリオとスコセッシ監督は、映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』『アビエイター』『ディパーテッド』『シャッター アイランド』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』と過去5作でその相性の良さを証明している。
来年夏にも撮影開始となる予定だ。(編集部・市川遥)