白濱亜嵐&平祐奈『10万分の1』実写化でW主演
白濱亜嵐と平祐奈が、宮坂香帆の同名人気コミックを実写映画化する『10万分の1』でダブル主演を務めることが明らかになった。公開は2019年以降の予定。
累計120万部の人気漫画を基にした本作は、高校生の男女の青春と恋を描く物語。ヒロインの桜木莉乃は自分の性格も身体も好きになれず、中学から同じ仲良しグループに所属するモテ男子・桐谷蓮に思いを寄せつつも気後れしてばかりいたが、ある日蓮からの思いがけない告白で交際を始めることに。そんななか、莉乃がALS(筋萎縮性側索硬化症)であることが発覚し、二人は難病に向き合うことになる。
このたび、EXILEのパフォーマーや GENERATIONS from EXILE TRIBE のリーダーを務め、『ひるなかの流星』『HiGH&LOW』シリーズでは俳優としても活躍する白濱と、『未成年だけどコドモじゃない』『honey』などの平がダブル主演することが決定。白濱は剣道部所属のイケメン男子・蓮、平は難病を患う剣道部マネージャー・莉乃を演じる。
難病と闘っていくカップルにふんする二人は、「莉乃への想いをしっかりとスクリーンを通しても伝えられるように努力していきたいと思います!」(白濱)、「難病という大きな悩みを抱え、いろんな感情との葛藤がありますが、17歳の女の子の真っすぐな想いを丁寧に伝えられるよう、全身全霊で頑張ります」(平)とそれぞれ意気込みを語っている。
メガホンを取ったのは、『旅猫リポート』『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの三木康一郎監督。『きょうのキラ君』『兄友』などの中川千英子が脚本を手掛ける。(編集部・吉田唯)
<コメント全文>
■白濱亜嵐
今回僕が演じる桐谷蓮は部活に仲間に恋にと、全ての学生生活に対して全力で真っ直ぐなキャラクターだと感じています。その中でも特に莉乃への愛情は強く、その莉乃への想いをしっかりとスクリーンを通しても伝えられるように努力していきたいと思います!公開を楽しみにしていて下さい!!
■平祐奈
今回、桜木莉乃役をさせて頂けること、いろんな不安もありますが、また新たな挑戦に楽しみでもあります。元々、原作が大好きで読んでいたので、莉乃になれるという事はとても光栄に思います。難病という大きな悩みを抱え、いろんな感情との葛藤がありますが、17歳の女の子の真っすぐな想いを丁寧に伝えられるよう、全身全霊で頑張ります。
■宮坂香帆(原作者)
こうして公式に発表できてホッとしています。
莉乃や蓮、比名瀬に千紘達が役者さん達によって新たに命が吹き込まれることが今から楽しみで仕方ありません。
まだどんな映像作品になるかは想像がつきませんが、俳優さんを始め映像化に関わって下さる多くの方が「10万分の1」の世界に対して真摯に向き合って下さっているので、一観客として完成の日を待ちたいと思います。
■三木康一郎(監督)
原作を読み、ALSという病気に向き合って闘っていく若い二人の姿に心動かされました。今回、そんな原作を映像化するにあたってまず考えたのはリアリティです。原作の淡い部分や、青春の要素をしっかり踏まえながらも、やはり病気と向かう心を深く、そして繊細に描いて行きたいと思っています。現在ALSという病気と闘っていらっしゃる方々に胸を張って見ていただける作品にしたい。そして、少しでも彼らのチカラになる作品にしたい。そんな気持ちで撮影に臨んでいます。今回、映画10万分の1で、少しでもたくさんの人にALSという病気を知ってもらい、少しでも社会の理解が増えることを願っています。