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『スター・ウォーズ』ボバ・フェットのスピンオフ映画は制作中止!ルーカスフィルム社長が認める

映画『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』でのボバ・フェット
映画『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』でのボバ・フェット - Twentieth Century Fox Film Corp. / Photofest / ゲッティ イメージス

 『スター・ウォーズ』シリーズの賞金稼ぎボバ・フェットを主人公にしたスピンオフ映画の制作が中止となった。ジャーナリストのエリック・ウェバーがルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディの言葉をツイートしたのに続き、EW.comなど米メディアもこれは正しい情報だと伝えている。

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 ボバ・フェット主人公のスピンオフ映画については正式に制作が発表されたことはなかったものの、数年にわたって企画中だとみなされてきた。今年6月には、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の興行成績が振るわなかったことからルーカスフィルムがスピンオフシリーズの制作を一時中断したとColliderが報じたが、すぐさまルーカスフィルムは ABC News に同報道は不正確であり、いくつかのスピンオフ映画は現在も進行中だとコメントしていた。

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 しかし今年9月、ルーカスフィルムを買収したウォルト・ディズニー・カンパニーの会長兼CEOであるボブ・アイガーが、『スター・ウォーズ』シリーズをスピンオフ含めハイペースで作り過ぎたのは間違いだったと The Hollywood Reporter に認めるなど、状況が変わってきたよう。先日行われた『ブラックパンサー』のオスカーイベント(ディズニーは同作のアカデミー賞キャンペーンを熱心に行っている)の席でジャーナリストのウェバーがケネディを直撃すると、「ボバ・フェット映画は100%終わった。今は『ザ・マンダロリアン(原題) / The Mandalorian』に100%注力している」と認めたという。

 「ザ・マンダロリアン(原題)」は『スター・ウォーズ』初の実写ドラマシリーズで、ボバ・フェットに続く一匹狼の“ガンファイター”の戦いを描くと発表されている。ボバ・フェット映画と被る部分が多いため、テレビシリーズのみに集中するのは妥当な判断といえるかもしれない。「ザ・マンダロリアン(原題)」は、2019年開始予定のディズニー独自の動画配信サービスで配信されることになっている。(編集部・市川遥)

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