『スパイダーマン:スパイダーバース』プレゼンテーション、パリ&ロンドンで開催!
複数のスパイダーマンが存在する世界を描くアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』のプレゼンテーションが、現地時間27日、28日に開催されたパリ及びロンドンコミコンで行われ、監督を務めたボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンの3名が登壇した。
本作の主人公は、ニューヨーク・ブルックリンに住む少年マイルス・モラレス。彼の住む世界には、無限の可能性が秘められた“スパイダーバース”が存在しており、様々な次元のスパイダーマンが一同に集結するという。
ペルシケッティ監督はマイルスについて「彼は(ピーター・パーカーとは)全く違った存在で、両親もいるし、叔父もいる」とこれまで主人公として描かれてきたピーターと比較しつつ、「でも最終的には、ピーター・パーカーが過去にしてきたような経験を、彼も辿っていくことになる」とコメント。また、ラムジー監督は「(マイルスは)世界には自分と同じような能力のある人たちがいることを知り、彼らとの絆を深めていくんだ」とピーターやグウェン・ステイシーといった、スパイダーマンとして戦う彼らとマイルスの交流について言及した。
本作の見どころについて、ペルシケッティ監督は「マイルスの世界にピーターが存在し、“恐れや不安に打ち勝つ”というスパイダーマンのスピリットをピーターから受け継ぐんだ」とコメント。“スパイダーバース”という世界観の中で描かれるピーターとマイルスの関係性はもちろん、劇中に登場するスパイダーマンたちの能力や掛け合いにも注目だ。
本作のプレゼンテーションが行われたロンドンでは、「グラフィティー・トンネル・イベント」も開催され、ロンドンの街中にあるトンネルを使い、アーティスト集団が映画をテーマにしたグラフィティーアート(壁にスプレーなどを使い描くアート)を展開した。(編集部・倉本拓弥)
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』は2019年全国公開