『デッドプール2』PG-13版に新シーンあり!追加撮影済み!
12月21日に全米公開を予定している映画『デッドプール2』PG-13版は、R指定の過激シーンを編集し直しただけでなく、同作のために撮影された新シーンが含まれたものになっていることが明らかになった。脚本家のポール・ワーニック&レット・リースが/Filmに明かした。
主演のライアン・レイノルズは先月、サンタ帽をかぶったデッドプールが、ベッドに横たわる俳優のフレッド・サベージ(42)に本を読んであげている画像をSNSに投稿していた(※フレッドが子役時代に出演した『プリンセス・ブライド・ストーリー』のパロディー)。これはクリスマスシーズンに公開されるPG-13版用の新たなシーンなのでは? と推測されていたが、それで間違いなかったようだ。
ワーニックは「『デッドプール2』の公開後、僕たちは“PG-13版を作ろう”というより、“ちょっとデッドプールについて話そう”って感じで一緒に座って話をしていた。いくつかのアイデアをつつき回していた時、ライアンだったと思うんだけど、素晴らしいフレーミング・デバイス(メインストーリーをサブストーリーで包むこと。『プリンセス・ブライド・ストーリー』ではおとぎ話の内容がメインストーリーとしてあり、祖父が孫にその本を読むというサブストーリーが挿入されている)のアイデアを思いついたんだ」と明かす。
そのアイデアを持って20世紀フォックスに行くと追加撮影のゴーサインが出たため、約2か月前に追加撮影を行ったほか、最近も新たなシーンを撮影したという。ワーニックは「ライアンはヒーロースーツに着替えたし、ほかの一団も戻ってきた。デヴィッド・リーチ監督とライアンは笑って、素晴らしい時を過ごしていたよ」と語り、そうして作られているPG-13版は「子供だけでなく、大人のデッドプールファンにも喜んでもらえると思う」と自信を見せていた。(編集部・市川遥)