平野紫耀はすごく可愛い!磯村勇斗『ういらぶ。』撮影裏話を明かす
映画『ういらぶ。』に出演する磯村勇斗が、親友同士を演じた主演の平野紫耀(King & Prince)との関係性や撮影の裏話を明かした。天然キャラの平野には撮影中「すごく可愛い」と思ってしまう瞬間もあったのだという。
星森ゆきものコミックを実写化した本作は、幼なじみ同士のピュアな恋愛を描く。磯村は、平野ふんする超こじらせ男子・凛の親友の蛍太を演じた。幼なじみの優羽(桜井日奈子)のことが大好きなのに素直になれない凛をいつも隣で見守る役だ。
蛍太は“オカン系ほほ笑み男子”というキャッチフレーズのキャラクター。「初めて聞くワードでした(笑)」と語る磯村だが、自身の母親も役づくりの参考にし、劇中では包容力あふれるオカンぶりを発揮している。
「普通の男子高生の口調のセリフも、オカン風のセリフもあるのですが、オカン口調の時は少し母親っぽさを意識していました。イラっとされるかもしれないけど、すごく愛情がある。そういう話し方にするにはどうしたらいいのか考えながら演じました」
磯村も人から相談を受けるタイプで、お兄ちゃん気質の蛍太は自分自身と近いと感じたそう。撮影現場では実際に、磯村が一番お兄さんだった。メインキャストのほかの4人は皆、磯村より5歳ほど年下だ。
「年下が多かったので、どこか自分がお兄さんでいようというか、まとめたりすることができればやりたいと思っていました。幼なじみという関係性が物語の大事なところでもあるので、積極的にみんなを盛り上げていこうという意識はありました」
撮影現場ではキャスト同士、よく話し、よく笑ったそう。「紫耀くんがすごく天然気質な部分があり、それもあってみんなで一緒に盛り上がることができました」と振り返る。そんな平野とは親友同士という役どころで、蛍太は凛の良き理解者。
「紫耀くんとは撮影初日から全く壁もなく、お互い一緒に役に向き合うことができました。凛と蛍太が取っ組み合いをするシーンから撮影が始まったのですが、2人でアドリブを交えながらわちゃわちゃできたので、その時点で2人の“親友感”は大丈夫だなと思えました」
平野のことを「好奇心旺盛なタイプ」と感じたといい、「すごく楽しいものが好きな子だと思います」と紹介。平野というと、バラエティー番組などで見せる天然ぶりも話題だ。撮影現場でも言葉のニュアンスなどから平野の天然ぶりがのぞき、「すごく可愛いな」と感じることがあったのだとか。
本作では、平野演じる自分の気持ちに正直になれない男子と、伊藤健太郎ふんするストレートに思いを伝える男子という真逆の2人が対照的に描かれる。磯村自身の性格について問うと、「凛ほどではないですけど、素直になれない時もありますね。でも、ストレートに気持ちを言っちゃうときもあります。でもどちらかと言えば、うまく言えない方だと思いますね」と告白。
素直になりたいときは「お酒の力を借りますかね(笑)」と冗談めかしつつ、「そういう時もありますけど、友だちに相談することもありますよ。アドバイスもらうこともありました。ただ、自分を後押ししてくれる何かは必要かもしれないです」と明かしていた。(編集部・小山美咲)
映画『ういらぶ。』は11月9日公開