近藤春菜、劇場で絶叫!マイケル・ムーア監督じゃねーよ!
アメリカ合衆国第45代大統領ドナルド・トランプを題材としたマイケル・ムーア監督の最新作『華氏119』(公開中)の公開記念イベントが5日、都内で行われ、ムーア監督に似ているとの理由からゲストに起用されたハリセンボンの近藤春菜が登壇。のっけからノリノリで「マイケル・ムーア監督じゃねーよ!」と吠え立てて、客席の笑いを誘った。
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ブッシュ政権を猛烈に批判した問題作『華氏911』を筆頭に、巨大な権力に対抗し、突撃アポなし取材を敢行して社会の闇を暴き続けるムーア監督。本作では、現職の大統領であるドナルド・トランプにスポットを当てる。イベントには、同じくハリセンボンの箕輪はるかと社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の松下アキラも登壇。松下はトランプ大統領にふんして近藤に対抗した。
この日は、近藤も箕輪もアメリカ国旗がデザインされた衣装で登場。にこやかな表情で壇上に立ったが、客席から「マイケル~」と歓声が飛ぶと、近藤は待ってましたとばかり客席をにらみつけ「マイケル・ムーア監督じゃねーよ!」と一蹴。その後はムーア監督のパネルの横に並んで客席を煽るなどサービス精神たっぷりのパフォーマンスを披露した。
続いて松下も、メイク、カツラ、スーツ、話し方までトランプ大統領に似せて登場。クイズ形式でトランプ大統領の幼少期や知られざるエピソードを紹介し、途中突然カツラを脱ぎ捨て、サングラスをかけ、日本ボクシング連盟元会長の山根明氏になりきる場面も。
近藤は本作について「トランプ大統領だけでなく、アメリカ全体が抱えている問題を描いていて、この映画を観たら中間選挙とか、トランプ大統領はこれからどんどん変わっていくんじゃないかなとかいろんなことを考えました」と紹介。箕輪も「いろんな映像でアメリカのことがわかって面白かった」と、揃って本作を絶賛していた。(取材・文:名鹿祥史)