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大ブレイク必至!磯村勇斗の覚悟「今が大事な時」

磯村勇斗
磯村勇斗

 特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズとNHK連続テレビ小説という人気俳優の二大登竜門をくぐり、いままさに大ブレイク目前の俳優・磯村勇斗。メインキャストの1人として出演する映画『ういらぶ。』の公開も控える彼に、「自分にとってものすごく大切な時期」だという“今”について聞いた。

『ういらぶ。』劇中ではイメージがらり!茶髪に【写真】

 人気コミックを原作に、高校生のピュアな恋愛を描く『ういらぶ。』は、主演を平野紫耀King & Prince)、ヒロイン役を桜井日奈子が務めた。人気若手キャストがそろうフレッシュな魅力が詰まった1作で、磯村はメインキャラクターの美男美女4人組の1人として、明るい茶髪のキラキラ男子にふんしている。

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 「ムズムズするぐらい初々しい恋を描いた物語で、今まさに恋をしている子がいたら勇気をもらえるような、恋の味方になってくれる映画です。ポップな作風なので、楽しく気軽に友だちと観て、学校で話したりしてほしいですね」

磯村勇斗
ブレイクにも冷静

 ネクストブレイク俳優の筆頭株と言える磯村。「仮面ライダーゴースト」(2015)にアラン/仮面ライダーネクロム役で出演して脚光を浴び、その後、朝ドラ「ひよっこ」(2017)では有村架純演じるヒロインの相手役を務めたことがさらなる飛躍のきっかけとなった。

 もちろん感謝はありながらも“登竜門”を意識することはないというが、これまでに松坂桃李(「侍戦隊シンケンジャー」「梅ちゃん先生」)や福士蒼汰(「仮面ライダーフォーゼ」「あまちゃん」)らも特撮ヒーローから朝ドラを経て人気を不動のものにしたということもあり、磯村も注目の存在。そのうえ、「○○出身俳優」という肩書はついて回る。

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 「当たり前ですが、僕自身は仮面ライダー俳優、朝ドラ俳優っていう名称をもらうためにやっているわけではなく、一俳優としてやっているだけです。いろいろ呼び名とかはありますけど、それを付けていただけるようになるまで自分もうまくいかなかった時期があるので、そういう風に言っていただけるのはありがたいです。かと言って、それをプレッシャーに感じることはないですね」

 それでも、「今が大事な時」という覚悟は常にある。『ういらぶ。』のほか、10月期のテレビドラマ「今日から俺は!!」「SUITS/スーツ」に出演。映画『春待つ僕ら』(12月14日公開)が控え、来春には「ひよっこ2」も放送されるという活躍ぶり。

 「色んな作品がつまっているというのが今までなかったですし、今が自分にとってものすごく大切な時期だと感じています。たくさんの方に知っていただけるチャンスでもあるので、この波に乗りたいっていうプレッシャーというか、責任感が今は強いかもしれません」

 取り巻く状況もここ数年で大きく変化した。磯村は「やるしかないのでやってはいますが、順応できているかどうかは自分ではわかりません。今は改めてもう一度きちんと考える時期でもあると思うので、難しいところではありますよね」と苦笑い。「もう一度考える時期」の詳細を問うと、「今後のこともそうですし、今のこの活動をしてきた自分を、しっかり俳優としてやれているのだろうかというのを見つめ直すべき時間でもあると思います。その結果どうするかが今後の課題なのかなって思います」と丁寧に答える。

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 その“今後”については、「やってみたいという役はないですね。自分でこの役をやると決めるのは、自分がプロデュースするときにしたいんです。自分でやりたい役って結局は自分がかっこよく見えるとか、自分の好きな世界観のこと。今は自分でやりたいというよりは、第三者から『こういう役が似合うね』って言っていただく方が新しい自分を発見できると思っていて、『こういう役やってみたら?』ということから意外性のある役に挑戦できたら、また新しいことに気付けるのかなと思っています」と話していた。(編集部・小山美咲)

映画『ういらぶ。』は公開中

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