山崎賢人、吉沢亮、中川大志…「水球ヤンキース」キャストのブレイクぶりに再注目!
2014年にフジテレビ系で放送されたドラマ「水球ヤンキース」。放送終了から約4年、主演を務めた中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、山崎賢人、吉沢亮、中川大志ら出演キャストの活躍ぶりに再注目したい。
日本初の水球ドラマとして話題を呼んだ同ドラマは、マイルドヤンキーたちが通う霞野工業高校(通称・カス高)に転校してきた熱きヤンキー主人公・稲葉尚弥が、ひょんなことから出会った水球に打ち込む姿を描いた青春群像ストーリー。ドラマに出演したキャストたちが揃ってブレイクを果たすなど、SNSなどで今でもしばしば話題にのぼる人気ドラマだ。
同ドラマで主人公のヤンキー・尚弥を演じたのが、現在放送中の月9ドラマ「SUITS/スーツ」(フジテレビ系)で織田裕二とバディを組んでいる中島。「水球ヤンキース」が単独初主演作となった。物語では、この尚弥が上昇志向もなくダラダラと毎日を過ごし続けるヤンキーたちが通うカス高に転入したことから始まり、水球と恋に打ち込んでいくことになる。
初挑戦となる水球に苦労しながらも、肉体づくりに挑んだ中島。劇中では金髪姿も披露して話題となった。中島は「水球ヤンキース」の後も、加藤シゲアキ(NEWS)の処女小説を映画化した『ピンクとグレー』(2016)や、新木優子と共演した『僕らのごはんは明日で待ってる』(2017)で主演を果たすなど順調に活躍を続けてきた。現在放送中の「SUITS/スーツ」では、一度見たものは決して忘れない驚異的な記憶能力をかわれて法律事務に雇われる鈴木大貴を演じている。
また、山崎は「水球ヤンキース」におけるもう一人の主人公と呼ぶべき、ヤンキーたちのリーダー格で尚弥が番長だと勘違いしてしまう龍二を演じていた。龍二は、水球部の中心的存在になってゆく水球経験者という設定で、とある理由で水球を辞めた過去を持つという役どころ。その山崎は「トドメの接吻」で連続ドラマ単独初主演を果たすと、今年は映画『羊と鋼の森』やドラマ「グッド・ドクター」でも主演を務める活躍ぶり。今後は、人気コミックを実写映画化する『キングダム』(2019年4月19日公開)、『ヲタクに恋は難しい』(2019年公開)でも主演を果たすことも決定している。
そして、龍二とツルんで毎日をダラダラと過ごしている“3バカトリオ”を演じたのが、今では出演作が相次ぐ千葉、中川、吉沢という豪華な面々。ドラマ「高嶺の花」のダークな演技が新境地と話題になった千葉は、3バカのツッコミ役の朋生にふんした。現在は主演ドラマ「プリティが多すぎる」(日本テレビ系)のほか、『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』『スマホを落としただけなのに』『走れ!T校バスケット部』が公開中だ。
中川は、現在公開中の『覚悟はいいかそこの女子。』で主演を務めているほか、ドラマ「賭ケグルイ」や映画『坂道のアポロン』『虹色デイズ』と話題作へ出演した。「花のち晴れ~花男 Next Season~」では、文武両道でカリスマ性を備え持ち、生徒から絶大な信頼と人気を誇る馳天馬を演じて存在感を発揮したが、『覚悟はいいかそこの女子。』では、イケメンなのに交際経験ゼロの男子高校生役とふり幅の広さを見せつけた。
また、吉沢は今年だけで出演作8本を数える活躍ぶりで、映画『リバーズ・エッジ』『ママレード・ボーイ』『BLEACH』『銀魂2 掟は破るためにこそある』、ドラマ「GIVER 復讐の贈与者」「サバイバル・ウェディング」と続いた大忙しの1年。今後も、広瀬すずがヒロインを務める2019年度前期のNHKの連続テレビ小説「なつぞら」や、同じく広瀬が主人公を演じるコメディー映画『一度死んでみた(仮)』(2020年公開予定)ほか、山崎と再共演を果たす『キングダム』が控えている。
そんな3バカトリオが憧れてやまない「1000年に1人のアイドル」として橋本環奈が登場。第1話より劇中の携帯画面やポスターの中に姿を見せたが、中盤では水球インターハイのマスコットガールに決まった橋本の所属するアイドルグループ Rev.from DVL がコンサートを開くことになる。現在では振り切った演技が高く評価される橋本は、ドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)に出演中で、こちらも『キングダム』に出演する予定だ。
ほかにも「水球ヤンキース」には、連続テレビ小説「半分、青い。」でも話題を呼んだ間宮祥太朗や矢本悠馬のほか、モデルとしても活躍する大政絢、佐野ひなこ、新川優愛、筧美和子、そして高木雄也(Hey! Say! JUMP)、横山裕(関ジャニ∞)、鈴木伸之らも登場するなど、そうそうたる顔ぶれが集結。さらに、幼なじみの龍二に思いをひそかに寄せる渚を、映画『あの日のオルガン』(2019年2月公開)で戸田恵梨香とともに主演を務める大原櫻子が演じていた。(編集部・大内啓輔)